そばっ子復活

今月の中旬に仮店舗で営業再開した金町の立ち食い蕎麦屋「そばっ子」さん。
移転後初日、開店の15分前に暖簾が降りていて、これはと入店したところ、自分は最初のお客さんだったようです。
これは色々と嬉しい。

頂いた最初の一杯は以前と同じく美味しかったのですが、蕎麦の食感が明らかに異なっていました。
それまでは特に冷やしですと蕎麦のコシもツルツル感も際立っていて、喉越しまで楽しめていたのですが。
その特徴が全く薄れてしまい、頂いた後は歯の隙間に崩れた蕎麦が残っている状況。こんなことは移転前にありませんでした。

それから幾度か訪問し、少しずつ改善はしたものの、移転前には程遠い食感は続いていました。
お店のおっかさん達と、その話題にもなりました。当初は製麺屋さんの担当が変わったからか?と。
しかし、製麺屋の方もそれを気にしてか幾度も店内で見掛けています。毎度真剣な顔で御蕎麦を頂いていました。

そして本日、九日ぶりでそばっ子さんへ伺ってみると。
ほぼ移転前の食感に戻っておりました。おぉ、これぞそばっ子。立ち食い蕎麦離れしたレベルの復活です。
他にお客さんが居なかったので、その旨伝えたところ原因が判明した様子でした。
何でも、移転前の御蕎麦はガスで茹でていたそうですが、移転後は電気で茹でていて当初は火力が足りない様だったとのこと。
原因さえ分かってしまえば、問題の解決は早いもので。
頂いた後も、歯の隙間に何か挟まるようなこともありませんでした。(あの感覚はどうにも好きになれず)

Twitterでも移転後からの件を時々綴っていたのですが、あまり手厳しいことを綴ってしまうと営業妨害にもなりかねず。
Twitterでは常連のミナトクジラさんが当初から茹で加減について指摘されていて、結果はまさしくその通りだった様で。流石です。自分は製麺を疑っていたので。
食感まで含めた完全復活はもう少し時間が掛かるかなぁとお店のおっかさん達と話していましたが、もう大丈夫だと思います。
ともかく、良かった良かった。

柴又への帰路は江戸川のサイクリングロード経由でしたが、向かい風が強くてちとヘコタレました。
途中の公園にてイップク。しかし、煙草を自宅に忘れたようで。
素直に初夏の木陰を楽しむことに。
あぁ、たまらん。

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