Forza siのオイル交換



本日はForza siのオイル交換を実施しました。
昨年二月の納車後、初回点検から一年目点検までメンテナンス系は販売店に全て任せていました。
二輪も四輪も、新車で購入した場合は何故か販売店任せにすることが多いです。
新車購入時に無料メンテや格安メンテが保証されていたのもありました。
ど中古のVespaをオークションで落札した際は、徹底的に自分で直したのとは大違いです。

今回交換した部分は主に以下です。
・エンジンオイル(HONDA G2:推奨はもっと安いE1という商品でした)
・オイルフィルター
・オイル廃液側のワッシャー
・ファイナルリダクションオイル(ミッションオイル)
・オイル捨て用の器(段ボール箱で吸収材が入っている)

初めての作業でしたので、サービスマニュアルを読みながら二時間ほど掛かってしまいました。
エンジンオイルとオイルフィルターの交換自体は30分程度だったと思います。
問題だったのかミッションオイル。
ミッションオイルの注ぎ口の口径に合う器を所有しておらず、作業途中で近くの百均にロートを買いに伺ったのですが、それでも口径が合わず。かなり細い先の注ぎ口が必要でした。
仕方なく、スチームアイロンに水を注ぐ小さな器を利用しました。しかし、これを使ってもリアサスペンション等が干渉し、なかなか上手く行かず。
最終的に、リアサスペンションの片側を外したところ、上手く行きました。

しかし、ミッションオイルの交換後にサービスマニュアルを読み返したところ、勘違いに気付きました。
注ぎ口のボルトは一ヵ所。排出用のボルトは二ヵ所ありました。二ヵ所の一つはオイルチェック用のボルトで、入れ過ぎを防ぐためのものでした。
自分はオイルチェック用のボルトだけで排出が可能かと思っていて、やり直しです。交換しきれていなかった様子で。

オイルは1リッター缶を2本用意していました。エンジンオイルとオイルフィルターとミッションオイルの交換でしたら、300mリッターくらい余る計算でしたので、残りギリギリです。
メーカーさんに希望したいのですが、エンジンオイルの交換だけなら、何とか1リッター缶だけで収まるようにしてほしく。(2本目が大量に余るのが惜しく、残ったのを半年後に使用というのも何だか嫌で)
結果的に、丁度2リッター使い切って助かりました。

作業が十月にしては暑めの炎天下で、途中どれほどビールを欲したことか。
しかし、作業後の試運転は必須ですので耐えました。
試運転の結果は、全く問題ありませんでした。振動が少なくなったり回転フィールが滑らかになったり音が静かになったり。といった違いは全くなく。
交換前のエンジンオイルはほんのり濃い色になっていた程度でした。交換前のミッションオイルはぜんぜん汚れていない様子でした。

試運転後のビールはと、とっても美味しかったです。そこで考えました。
年間走行距離が5000km未満であれば、オイル交換は1年に1度で十分かも。(前回の点検時交換から2200km程度の走行距離でした)
外神田で暮らしていた頃のお向かいさんは元白バイ隊員で、意識的にエンジンを高回転まで回す運転を時々していたそうです。エンジン内部のカーボンを飛ばすのに必要と考えられていたそうで。
しかし、オートマチックでマニュアルモードも無いForza siで普通に運転している分に、レッドゾーン近くまで回すことが不可能に近く。
高速道でフル加速に近い運転をした際も、レッドゾーンは程遠く。無理な速度の巡行は風圧で身体も疲れるし、インパネの燃費計も落ちるし、タイヤやベルトは無駄に摩耗するだろうし、良い事無しで。
実際、快適に走れるのは80km/h辺り迄かなぁと自分は思っています。高速であれば100km/h未満。100km/hからの加速力も十分にありますが、無理しているなぁと心身共に感じます。(話が逸れました)

クランクケース内のベルト回りも本日はチェックしようと思ったのですが、3枚目の写真の赤丸で囲んだ箇所のボルトが付いていませんでした。(3ヵ所)
これで二度目になるのですが、納車時もインパネ周りのボルトが無かったり(ETCの取り付けで外されたと思われる箇所)、どうにも信頼しかねる販売店さんの様子です。こんな部分を自分で触るのは初めてでしたし、一年目点検以降、走行時に足元のカタカタ音が気になってはいました。
走行上問題にならない外装部分ではありますが、素人が触らない内部でこんなことがあったら恐ろしく。
納車時の総費用が安い店は、メーカーの看板を出していても危険なのかなぁと思わざるをえなく。
余ったネジに気付いたら、どうしているのだか。

コメント

  1. […] siのオイルを交換しました。前回の自宅での交換から走行距離は約2500㎞でした。 […]