FT8の運用は基本的にスプリットで、オンフレはマナー違反かと思っています。
スプリットとは相手局と別の周波数で送信する交信方法で、オンフレとは相手局と同じ周波数で送信する交信方法です。
オンフレが問題になるのは、色々とパターンがあります。
複数の局がオンフレで応答してきた場合は潰し合いになってしまいます。また、交信が終わったのにそのままの周波数でCQを出し始める局も居たりで。
他にも、オンフレの交信が終わったら他の局に呼ばれてそのままの周波数で別の局と交信を始めてしまったり。
基本的にFT8では混信を避ける運用が大前提で。
スプリットで運用していても、空の状況によっては他の局と被る場面が多々あるので、気付いたら譲る様な運用が好ましく。
実際、混信状況で送信しても相手局からしたらS/N比を落とすだけとも思えます。
また、オンフレで応答してきた局は完全無視と決め込んでいる局もQRZ.com上のProfileで見掛けたことがあります。それくらいオンフレを嫌う局もあり。
40m FT8にてオンフレ同時送信。
これでは聴こえるワケ無いですし、呼ぶべきでは無いかと。
途中で信号も消されちゃいました。 pic.twitter.com/BgckdTaPjp— JG1UTA (@Jg1Uta) June 22, 2022
上記の例はオンフレでも最悪パターンです。相手と同じ周波数で同時送信。これでは交信出来るワケありません。
オンフレしてきた国内局の信号が圧倒的に強く、仕舞いには本尊が隠れてしまいました。(意図していないのでしょうけれど、乗っ取り成功状態で)
聴こえていない局を呼び続けるのも問題あるのですが。
ゲームにしてもスポーツにしても、ルールやマナーを知らずに始めるのはリスキーに思えます。
オンフレで交信後にそのままCQを出されてしまい、以前にそれを注意したことがありました。430MHzで空いている状況にも関わらず、相手局はその辺のルールを知らなかった様子です。
相手局は100kmくらい離れた地域の局でしたが、巨大なタワーとスタックのアンテナを装備していて。
ビッグガンに、こんな運用をされたらたまったもんじゃありません。
相手局はメッセージ交信が可能なオンライン状態だったので、直ぐに伝えました。
自分がCQを出していても、やはりオンフレで応答してくる局があるのですが、無視まではしていません。そのまま居座れなければ良いなぁ程度で。
また、交信が始まったものの、なかなか73まで辿り着けずに再送を強いられる場面で、一時的にオンフレで73が届くパターンは幾度かありました。これは仕方ない最終手段だと思っています。
逆に、臨機応変に使い分けている頭の良い局に思えたりでした。
数ヵ月前に開局したらしい比較的近くの局がオンフレでの運用を基本にしていて、他局との混信場面を幾度が観掛けていました。
そのうち気付くかな?と見守っていたのですが、オンフレ運用は変らずで。
また、メッセージ機能はいつもオフラインなのでその場で伝えられず。QRZ.com上のProfileにもメールアドレスが載っておらず。
連絡のしようも無いもので困っていたのですが、eQSLのホームページ上ではeQSL経由でメールを送れる機能があるそうで、昨日メールを送ってみました。
気を悪くされなければ良いのですが。(なるべく角の立たない文章にはしましたが)
連絡先の表記も必要だと自分は思っています。
やはり、何かの勘違いで周りを混乱させてしまうパターンはありまして。
数ヵ月前ですが、国内の局がグリッドの入力ミスで世界中を混乱させた事態がありまして。
南極だったかで暮らしている様な表記で、無線関連のネットサービスを提供する管理者側も当人と連絡を取りたがっていたそうです。
Twitter上でもそのコールサインは一時期大きな話題になっていました。どうやって連絡を取るかと。
勿論本人は混乱させようとは思っていなかったハズですが、こんな事もあるんだなぁとちょっと笑ってしまい。
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