昭和の幸薄い唄とか

昭和のシティーポップスがリバイバルしているそうです。
歌詞もメロディもアレンジも古臭さを感じず、今更ながらも世界で発掘されて良かったなぁと思いつつです。
しかし、これは時間と共に忘れられてしまいそうだよなぁと思える場末感な曲も自分は好きだったりです。
むしろ、歌詞については日本文学に通じるインパクトがあって。

Twitterの方に何となく綴った三曲なのですが、今聴いてもしんみり来るなぁと。
ただ、現代ですとこの立場の女性はかなり少ないのかも知れず。
「男はつらいよ」に登場する訳ありなマドンナがこんな雰囲気だったような。
リリーさんなんて、そのままだよなぁと。

自分が幼少期の頃の母は、その世界の人でもあったので、他人事では無い感でもありまして。
バブルの頃に上司に連れられて女性が接待してくれるお店も経験したのですが、どうしてこの仕事をしているの?とか、家族は元気にしているの?とか、全く失礼な会話ばかりしていた記憶です。
フィリピンからやってきた少し年上の女性は、弟達の学費を稼ぐ為に日本に来たそうで。
自分は夜間大学の貧乏学生だったので、そんな話を聴いてもチップさえ出せなかったのですが。
昔の母も生活費に困ったときは子供の話もしていたらしく。
しかし、どうにも情が移ってしまうので、そういったお店に自分から行く機会はずっとありません。

ただ、一度くらいはキャバレーに行ってみたい思いもあります。
本来のキャバレーはエンターテイメントな空間だそうで。女性と一緒に伺っても歌やショーを楽しめたりするそうで。
それがどんなモノなのか、実体験が無く。
勿論、お金に余裕が出来てからですが。

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