ノンフライヤー(届いた)

購入した製品は以下です。(自分が購入した際は3000円の値引きで8000円くらいでした。ブラックフライデーなら更に安くなるのかな?)

ノンフライヤーが届いたので、実際に使ってみました。
先ずは冷凍トンカツと冷凍白身フライから。
昨夜のうちにタッパに入れた上記二品は冷蔵庫へ入れて解凍。

オイルスプレーで満遍なくサラダオイルをまぶし、バスケットのネットの上へ。
200℃15分。

見た目はまだ白っぽくキツネ色な焦げは極一部。
包丁で切ってみると中までちゃんと焼けていました。

頂いた感想としては、不味くは無いものの特別美味しくも無く。
食感はサクサク許せるレベルでした。
味はササミに近く脂っこさはほぼ無く。パサパサでは無いものの肉汁も無く。

良く言えば健康的なのですが、悪く言えば病院食の感でした。
街の定食屋で特に美味しくもないトンカツを頂いた感というか。
ただ、決して食べられないシロモノではありません。
酷いのになると焦げだらけな衣が分離していたりとか、脂ギトギトとか、中身パサパサなのもありまして。
神保町の「いもや」や駿河台の「するが」には足元にも及ばずでしたが、初回にしたら許されるレベルかと。

安いお店でもトンカツセットは御飯大盛ですと800円くらいする時代ですし、材料代200円程度で十分に健闘していたかと。
値段を考慮しなければ60点といったところでしょうか。

今回は油が足りなかった様で、バスケットの下には一滴も油が残っておらず、焦げたコロモの一部が落下していた程度。
キッチンペーパーで拭き取るだけでも構わない程度の汚れ具合だったものの、念のため洗剤で洗浄。

次回の課題としては、全体的にキツネ色にするのにサラダ油をもっと大胆に掛けるべきかと。
あと、冷凍のままで調理を始めてみたく。肉汁が閉じ込められるかも知れませんので。
200℃15分で行ってみます。

その後にポテトフライを揚げてみました。
凍ったままでボウルに入れてサラダ油を大目にまぶし。
200度9分では食べられるものの、まだ外側が油でベトベト。
更に7分揚げたところ、外側の油もほとんど落ちてカリカリな食感に。

太目なポテトはマックよりモスに近い食感と味わいでした。
また、余分な油はバスケットの底にしっかり溜まっていました。
今回はキッチンペーパーで拭き取るだけとしました。明日も使いますし。
調理後の手間はフライパン料理よりも楽かも知れません。

70点は付けられる今回でした。
次回は油少なめでも良いかも知れません。こちらも200度15分で行ってみようかと。

油が勿体無いのですが、特にコロモな揚げ物系は大目に油をまぶした方が良さそうです。
余計な油は調理中にほとんど落ちてくれますし。
あと、上記二回の調理で一回目はほとんど油臭が無かったです。油が大目だった二回目は僅かに漂った程度。
動作音はそれほど大きく無かったです。以前から利用している空気清浄機が強力に動いた状態より遥かに静かで。

電気代については、何処かのサイトで計算したところ200℃10分で6円くらいの計算でした。15分で10円近くなのでしょうけれど、サーモスタットが時々機能していて温度が上がり過ぎるとヒーターは停まっているらしく。
なので、常にMaxな電力を喰っているワケではなさそうです。恐らく、20分で10円くらいなのかと。
1400Wの最大消費電力なので、他に電力を喰う家電の同時使用ですとブレーカーが落ちるかも知れませんが、運用コストはほとんど無視できるレベルに思えます。

あと、製品の見た目についてです。
思ったより高級感がありました。我が家の炊飯器もピアノブラックなので、台所で相性良い感です。
また、操作ボタン類は本当にタッチ式でした。押し込み式のボタンではなく、軽く触れるだけのエレベーターのボタンの様で。
しかし、思ったより大きい筐体でした。我が家の台所で常設は無理です。
それでも、トンカツを同時に二枚揚げるにはこの大きさが必要でして。重ねて置いたら揚げにも影響あるでしょうし。
4.5リットルの4人サイズなのですが、自分の使用用途では仕方なく。また、半分以下の容量のモデルでも消費電力は似たようなもので、効率が悪いというか。

35年以上諦めていた揚げ物が手軽に自宅で出来る点は画期的なノンフライヤーだと思います。
付属のレシピは全く参考にならなかったので、色々と試しつつ、なるべく手間を掛けず、如何に美味しく仕上げるかが今後の課題です。
似たような容量の製品を使用されている方のレシピは、結構参考になっています。
その為にも、成功例も失敗例も記録に残さねばと。
他の調理に比べて手間は掛からず清掃も楽ですので、ここまで調理をかなり楽しんでいます。

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