結構高価なソフトになってしまったHRD(Ham Radio Deluxe)なのですが、以前のフリー版がまだ使えるそうです。
検索したところ、インターネットアーカイブ経由でダウンロード可能でした。
Version 5.24.38が無料の最終バージョンでした。2012年の10月リリースだそうです。
そんな古いソフトが使えるのか?と心配でしたが、今のところ問題ありません。
ただし、それ以降に製造された無線機は標準状態ではサポートされていないかと。
幸い我が家のリグはFT-857とFT-817ですので、何ら問題無く。ちょっと古めのリグで助かった感です。
HRDとリグの接続はCOMポートと通信速度の設定程度で上手く行きました。
しかし、HRDとWSJT-Xの同時使用が何故か上手く行かず。恐らく同じポートが競合してしまう様です。
検索してみたところ、WSJT-Xの接続先をリグでは無くHRDに指定したところ、上手く行きました。WSJT-Xの設定画面でリグの一覧にHRDが存在しました。
HRDを仮想的なリグとしてWSJT-Xを利用出来るようです。
十年以上前にも利用したHRDだったのですが、当時はデジタルモードを利用していなかったので、特に恩恵は無かった感です。
しかし、FT8を使う今となっては、これはなかなか便利そうです。
例えば、AGCのON/OFFといった操作が画面上のボタン一つで可能となったり。リグ上でこれをやろうとすると幾つものボタン操作が必要で。
車載機系のリグは表示やボタンが少なめで、メニューの奥からターゲットの機能を呼び出しがちなのですが、HRDでは直感的に操作が可能です。(画面配置の慣れは必要ですが)
設定やらカスタマイズやらをすれば英語版から日本語版まで出来るのかも知れません。
しかし、使い慣れてしまえば英語版でも何ら問題無いですし、無線歴が長ければ大体は理解出来る英語の範囲かと。
というか、日本語表示にしてしまうとクールじゃなくなったりで。
もっと早く試してみれば良かったです。
自分の場合はここ数ヶ月AGCをONで利用していましたが、OFFの方が良いのか未だ迷えています。
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