7MHzのFT8でCQDX(遠くの局、応答を)をコールしていたところ、お隣韓国の局から応答が。
全くDXではないのですが、近過ぎる国の局とはしばらく交信していなかったので自動応答。
しかし、相手の信号はとても弱く。-24dbでした。
こちらから折角応答したのに、向こうからの次の応答は届かず、こちらから呼び続ける羽目に。
そして、三回目でようやくこちらのシグナルレポートが届きました。自分の信号は十分な強さだったらしく。
更に交信終了の応答がなかなか届かなく。
これも何度目かのリトライでやっと成功。これで交信成立。
近い国なのに、どうしてこんなに信号が弱いのかコールサインから検索してみました。
しかし、原因は不明。そして、交信記録を確認してところ、その局は日本と中国と韓国との交信だらけ。
自分はその前後の時間帯に北米とも交信出来ていて。
半地下の生活なのであろうか?
ともかく、信号の弱い局が呼んで来たら「頑張れ!」と応援したくなってしまい。
我が家も恵まれたアンテナ環境では無いものの、色々と工夫して実力以上には飛んでいる様子です。
普通、うちのアンテナを観た人はアマチュア無線家でもそこまで飛ぶとは思えないでしょうし。
実際、直線距離40mのスーパーローカルは地上高20mクラスのタワー上に立派なアンテナを立てていて。
空のコンディションが悪い場面ではスーパーローカル局の足元にも及ばないうちのアンテナですが、コンディションの良いタイミングですと大きな差は無い様子で。
以前に交信した中国の都市部の局、その運用スタイルがなかなか斬新でした。
ノッポなマンションが立ち並ぶ一角の小さなベランダ、エアコンの室外機が置ける程度のスペースしか無いものの、そこに様々なアンテナを工夫して設置していて。
交信記録を確認したところ、世界中の国々と繋がっていました。
その逞しさに感動してしまい。
自分も初心を忘れないように、たまにはモービルホイップをベランダに着けてみようかな?
そんなので何処まで飛ぶのだか確かめてもみたく。
ちなみに、今年の元日は雪だったもので、短いモービルホイップで運用したところ、7MHzのFT8で北米と繋がり、けっこう感動でした。
それも前日の好天時に他のバンドで交信した局だったので、相手からメッセージも頂けたり。
「貴方の立派なアンテナのお陰です」と返信したところ「そんなことないです」と腰の低い方でした。
FT8といった定型文だけのデジタル通信は素っ気ない遣り取りにしか思えないものですが、その裏に隠れているドラマが結構面白く。
大型船舶からの運用で幾度か交信出来たウクライナの無線家は絵心もある冗談好きなQSLカード。
その後のロシアによる侵攻で家に残した家族が銀行を利用出来なくなり、各国のアマチュア無線家に助けを求めていました。
自分も少しはお金に余裕があったら、何とかしてあげたかったのですが。。
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