昨日はマンションの管理組合の理事会が建物のエントランスにて。
その直前に駐輪場の年間使用料を徴集する場面も。
自分については前回の理事会で会計を担当されてしまい、この徴集作業を眺めつつ。
前回聴いた話では、会計は年度末だかに帳簿の記入程度の役割と聴いていたのですが、この駐輪場の管理関係の方が面倒臭そうでした。
手順としては、徴集用の申込書の配布やステッカーの準備、徴集作業、ステッカーを貼っていない自転車や単車の撤去といった流れらしく。
まぁ引き受けてしまったからには仕方ないですし、集合住宅で輪番制で役を回すのは管理費の節約にもなるワケで。
前任者はロクな引継ぎも無かったそうですが、人柄の良さそうな方なので、困ったら相談に乗ってくれそうなのが幸いです。
その後の理事会では主に前回の議題が引き続きだったり。幾つか気になった話題がありました。
先ず、理事の輪番制が複雑なルールになってしまっていた点です。
自分が聴いていたのは各フロアから一名ずつ順番に任命とのルールだったのですが、実態としては一階と二階の住民ばかりになっていて。
どうしてこうなってしまったのかの理由がまた複雑で、前回自分から質問してみたものの、その場で理解し切れない説明でして。
大雑把に説明すると、大規模修繕時には全く別の役員会が設けられるそうで、それは結構大変な役割だそうで。なので、誰も遣りたがらないので、これを担当した方は管理組合の輪番をしばらく免れる特権があるそうで。
しかし、前回の大規模修繕からは既に十年は経っていそうですし、それはもうリセットしても良いのでは?と。
もう一つは賃貸で入居している方への対応です。
新築当初は恐らくほとんどの所有者が入居者だったと思います。しかし、三十年以上経った現状は入居者の二割五分ほどが賃貸らしく。
管理組合のルール上では所有者が理事になる流れなのですが、賃貸で貸し出している場合の所有者が近くで暮らしていると限らずで。
その所有者を輪番制で理事にしても大丈夫なのか?という議論が。
様々な意見が登場し、まとまるまでちょっと時間が掛かりそうだったので、この場に参加されていた管理会社の担当者さんに意見を聴いてみました。
「他のマンションも幾つか担当されている中で、上手く行っている例はありますか?」と。
しかし「築年数が長い物件は何処も同様の問題を抱えている」そうで「ここはまだマシな方」とのこと。
マシというのは「賃貸の所有者が近くで暮らしている」という意味だそうで。
そうであれば「暮らしていなくても理事の任命は大きな問題にならない」という流れになりそうでした。
学校や会社でも会議というのはありまして、自分も色々と経験してきましたが、集合住宅については借りる側の経験がほとんどで、所有者としての会議はまだ二度目の新米で。
暮らす上での快適性や資産価値を維持する運命共同体という、自分には新鮮な集団でして。
幸い、今期の理事長はその辺を意識しているので安心だったりもするのですが、微妙に自分の考えとは異なったりです。
まぁこれは仕方のないことですし、聴く耳をちゃんと持たれた上で頑張られているので、一歩譲るスタンスではあります。
少なくとも、利己主義者では無さそうですし、利他主義者なのかは解らないものの共有資産の質を落とさない姿勢は立派でして。
何より、敢えてこの面倒な立場である理事長を名乗り出ていて、責任感は感じられまして。
今期からスマホで理事会の連絡を取り合う流れになっています。
しかし、中にはガラケーの方も居て、メジャーなメッセンジャーのグループ機能を利用出来なかったり。
なので、関係者な枠内での討論が難しく。
自分についてはWebサーバーや掲示板の運用も二十年以上前から経験しているので、アカウント制の掲示板の運用は慣れているのですが、それを提案してしまっては一生管理に付き合うハメになり。
ずっと責任持てるか自信無く。
それが可能そうなメジャーなサービスは幾つも存在しそうですが、告知無しに突然終わってしまうサービスも過去にあったりでして。
引継ぎも楽な、ある程度恒久的なサービスがあればなぁと。
自分の任期だけで構わないのでしたら、自分の借りているレンタルサーバー内に設けても構わないのですが、そうは行かないでしょうし。
築三十年以上の物件ながら、修繕積立金や管理費は大きな問題を抱えていないマンションなので、これを末永く継続出来たら素晴らしいと思います。
美観についても、自分が気に入って購入したくらいなので、このまま維持したく。
新築当初からの住民も少なくなく、個人的に当時の話を聴けたりです。
バスを借りて皆で旅行に行ったとか、マンション周辺の草刈りを皆でしたとか。
そんなのに戻れたら面白いかもしれないなぁと。
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