facebookの公開を狭めてしまった理由

facebookの公開を狭めてしまった理由について。

仕事やプライベートが丸見えのfacebookに慣れきれずな自分でして。
仕事を理由にとか、プライベートを理由にとかいった大人のインチキも効かず。
都心の下町暮らしだった頃は横の繋がりが一気に増えてしまい、ウィットに富んだやりとりも。
毎日が学校祭みたいな大人達、自分はそんなのも楽しめたのですが、過ぎる冗談を家族が読んでしまうと、余計な心配を呼んでしまいそうでもあり。

311で神田の本祭りが中止になった以降、家族にはとても見せられない自分への非難もしばらく続きました。
分かっていてくれたつもりだったのですが。「自分にだって家族は居るんです」とももはや直接言えぬご近所さん。ここまで世話になっていましたし。

逆にプライベートなやり取りに母がイイネをクリックしてしまうと、恥かしくもあり。優しく見守ってくれるまでにしておいてと伝えていたのに。
自分は母をfacebookでブロックしていました。
酷い息子です。

母からは当時「圭介どうして観れなくなっちゃったの?」と。

遺品の整理中、実家のPCには自分が公開していたそれまでの画像が幾つも保存されていました。
母はそれが楽しみだったらしく、大きな印画紙に飾っていたりも。
もう少し、自分は許せられなかったのかと。
こんなもの無い方が幸せで面倒臭くないfacebookでした。

ほんと、酷い奴でした。
いまなら全部許せたのに。

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