フィッシングメール

雨の午後、ボーっとしていたところ、久し振りにハンディの無線機から呼び出しが。
電源を入れっ放しのタバコサイズの無線機はローカル局とのやり取り専用です。
ただ、受信が何故か安定していないので、応答からはいつものモービル機で。

急用そうな話題が始まりました。
Amazonの登録内容の変更を催促する様なメールが届いたものの、何か上手く行かないそうで。
話がちょっと噛み合わないし、実際にそのメールを診てみないと判断出来ないので、ローカル局宅へ伺うことに。

これが、実際にパッと見は如何にもAmazonらしきメールでした。送り主のメールアドレスもそれっぽく。まぁ表向き偽装できるのは存じていますが。
しかし、この手のメールはそもそも怪しいですし、あったとしてもプライム会員の期限が切れるタイミングくらいで。
御本人に確認してみたところ、プライム会員では無いらしく。

メールの本文は斜め読みしかしなかったのですが、不自然な日本語でも無く。
認証方法を更新してほしいような内容だったかな。
まぁそんなことよりも、これがインチキか否かの判別が必要で。

同様のメールが問題無いのかTwitterで検索したところ、数日前の投稿を見つけました。
リンク先が明らかに怪しいそうです。
メールが促すリンク先のURLを確認したところ、Amazonとは似ても似つかないアドレスでした。
これは真っ黒毛。

しかし、なかなか巧妙なメールでした。
他のリンク先はAmazon本家の本物っぽく。
敵ながらも、とても良く出来ていました。

先ずは、勝手に何かを購入されていないかを確認。これは問題無かったです。
次に支払い方法のカード情報を全て削除。
更にAmazonのアカウントも削除。

よく判らないメールのリンクは踏むべきでないとか、よく判らなかったら事前に一報入れてほしい旨伝えました。
ただ、いつもの周波数で自分を幾度か呼んでも応答が無かったそうです。
だったら確実に届く電子メールにしてほしいと。ローカル局さんはキーボード入力が苦手であっても、短文くらい何とかなるでしょうと。

ともかく、あれは自分も実物を診ないと判断がちょっと難しいフィッシング詐欺でした。
北海道に帰省しているタイミングじゃなくて良かったです。

コメント