昨日のこと、ローカル局さん宅に届いた10/15mの3エレ八木の設置を少し手伝いました。
土曜日に注文されて、販売店は月曜日に発注。翌日には届いた計算です。納期が未定だった中、驚異的な早さでした。
10/15mの3エレ八木を設置中のローカル局さん。
高所恐怖症気味な自分には真似出来ません。 pic.twitter.com/P48REyZGDe— JG1UTA (@Jg1Uta) May 10, 2022
自分は二階の屋根に上がり、ローカル局さんはタワーの上で作業。
数時間掛けて設置は完了しました。
そして、夕刻から試しに運用。何というか自分の方が結果を楽しみにしている様でもあり。
昨夜の空のコンディションは可なく不可なく。
そんな状況で、ビームの威力がさく裂していました。これは凄い。
何が凄いかというと、狙った方向に火炎放射器の如く飛んでいまして。ヨーロッパも北米も、我が家からは全く聴こえない局にまでバンバン届いていました。
元々利用されていた17mのデルタループにATU経由で15mを利用した際も、けっこうな性能が出ていたのですが、今回の3エレは特に受信よりも飛びの違いが顕著でした。
上記は15mでの話ですが、直近まで利用されていた10mの2エレとの性能差は現状不明です。昨夜の10mはあまりコンディションが良くなく、ほとんど試さずで。
ローカル局さんは元々V/UHF帯での通信がメインだったものの、FT8を知ってからは運用スタイルが全く変わり。
ジワジワとDXに興味を持たれるようになり、次々にアンテナを自作。それもご自宅にある材料でほとんど賄えてしまい。
HFのアンテナで市販品を利用するのは初めてに近い様子でしたが、市販品のその軽さに驚いていました。
エレメントの肉厚等がこんなに薄くて大丈夫なのか?と。他のパーツもちょっと華奢に観えた様子ですが、メーカー交渉の風に対する強度は十分でしょうし、市販品はこんなものなのかなと。
ともかく、我が家のアンテナ環境とまた大きな差が開いた感です。
我が家のアンテナが全くダメダメとまでは思っていませんが、集合住宅一階の限られたロケーションの中では頑張っている方だと思います。
ともかく、我が家はタイミングとコンディションで勝負するしか無いんだなぁと。
こんな環境でも40mのFT8であれば国内全域余裕でカバー出来ていまして、逆に飛び過ぎてつまらなくもあり。(といっても国内だけの話ですが)
完璧過ぎる設備がもし自分にあったとしたら、逆に飽きも早いのだと思っていたりです。
ローカル局さんは無線の運用よりもアンテナを触っている方が楽しみな状況なのですが、それでも既に六大陸を余裕で制覇していて。
次は南極を狙えそうです。これは我が家からは一生無理だと思っています。
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