FT8で必要なPCのスペック

表題の通り、FT8で必要なPCのスペックについてです。
結論から言うと、謎です。

昨日のこと、夕刻の21MHzなFT8で一時的にデコード数が50に達していました。
連休最終日にコンディションの良さも手伝った様子でした。

ローカル局のPCは中古の十年選手で、元々動作が重く、FT8のシステム導入時に余計なサービスをスタートアップから色々と削除したり。
時々、再設定等で訪問した際にCPUの使用率をチェックしていましたが、100%に達してしまう場面もありました。このときのデコード数は30局くらい。

50局デコードの状況ではどうなるのか、昨日はその後にローカル局宅へ再訪問。
ローカル局はアンテナも桁違いに高性能なので、我が家で50局であればローカル局宅では70局くらいデコード出来そうで。
しかし、確認したところローカル局の環境でもデコード数は50局程度でした。
そして、CPUの使用率を確認したところ、100%で頭打ちが続き。
デコードの限界でこうなっているのかな?その辺の理屈がよく解らず。

ローカル局は更に高性能なビームアンテナを購入予定だそうで、PCも更新すべきかなぁと。
現在のPCは古くとも最低限は動作していますし、更新が絶対に必要なのかは断言できずで。
ただ、PCのスペックが理由でチャンスを逃しているとしたら、勿体無い話でもあります。

タスクマネージャーでパフォーマンスの画面を一緒に覗いていたところ、メモリーの使用率は50%程度でした。
御本人は4GBのメモリーを搭載していると思っていた様ですが、実際は8GBで。
まぁこれだけ高負荷でも50%の使用率なら十分な搭載量だと思えます。
しかし、ローカル局は4GBしか搭載していないと譲らず。目の前の画面では明らかに8GBと表示されているのに。
そこを疑われては話にならないのになぁと。中古品なのでどういう経緯か自分も解りませんが、購入した時点で既に増設されていた個体の様子です。
それなりの知識や根拠あっての反論なら意味はあると思うのですが、目の前にこれ以上の証拠がない状況での反論というのは、ちょいと頂けず。
CPUとメモリーの違えさえ理解されていない様子なのに。
まぁ、4GBのつもりが2GBだったよりは幸せなことだと思います。

実際、50局のデコードが出来てもそれを15秒の間に人間が認識するのは難しそうです。
自分はJTAlertのフィルターでAsiaを表示させない設定に入れがちです。
しかし、Asiaはけっこう広範囲で中東辺りまで含まれているので、もう少し細分化してくれたらなぁと。
噂によると”WSJT-Z”を使えばもっと細かなフィルターが利用出来るそうで。
しばらく前から気になるソフトなのですが、試してみる勇気が湧かずです。

話を戻しまして。
PCのスペックが理由でFT8のソフトが動作不良に陥った場合、どんな挙動になるのか気になります。
ソフト上ではシングルデコードで逃げる設定もある様ですが。

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