既に綴った記事なのか、投稿数が多過ぎて思い出せず。
ALCについてです。
FT8でALCを意識するようになってから、過去のトラブルの一つが無くなりました。
出力が半分に落ちてしまった件です。
送信時にALCメーターが振れ過ぎてしまうと、結果的に出力が落ちていました。
トーン信号の過変調を防止する指標程度に思っていたのですが、トーン信号が大き過ぎるとリグは出力を落とす動作をしていました。
逆に、トーン信号の出力が小さ過ぎてもリグの出力は落ちるのですが。
全てのリグがそんな挙動だとは思えないのですが、FT-857DMはそんな挙動でした。
出力を稼ごうとトーン信号を大きめにしても、歪が大きければ相手もデコードし難いでしょうし。
送信時のSWRも大切ですが、同じくらいにALCも大切なんだなぁと。
あと、これも既に綴ったかも知れません。
オーディオインターフェースの分解能についてです。
安いインターフェースを利用していた際は、入力が20db辺りでデコード率が一番良かったです。
それ以下でもそれ以上でも、信号が弱かったり強過ぎて歪んだりで。
これが、高性能なインターフェースでサンプリングレートを192KHzにしたところ、入力が70dbでも強い信号が歪まなくなり、弱い信号もちゃんと拾ってくれて。
ダイナミクスレンジに余裕が広がったお陰なのか。
高音質なCDでも44.1KHzなサンプリングレート、ハイレゾな領域はSSBの世界では無意味くらいに思っていました。
しかし、デコードする上では強い信号も歪ませない踏ん張りで意味があった様子です。
リグにUSB端子が備わる接続では、リグ側がオーディオインターフェースを持っているのでこういった設定がそもそも出来ないと思います。簡単に接続出来るメリットの方が大きいでしょうし。
リグ側のDATA端子からオーディオ信号を取り出し、外付けのインターフェースでデコードさせるのは接続が面倒だし、メリットなどほとんど無いと思っていたのですが。
これが案外メリットあった感です。
色々と試してみないと分からないものです。
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