FT8の運用で最近気付いた点が二つ。
一つ目はALCです。それまで全然意識していなかったのですが、送信時の過変調の具合を確認出来るメーターの一つです。
メーカーによって設計志向が異なる様なのですが、ALCが振れ始めると、それ以上の送信出力はパワーメーターでも頭打ちでした。
入力のトーンを上げ過ぎた場合、スプリアスを生む危険があるので、これはかなり意識するようになりました。
もう一つはAGCです。
受信時にはノイズブランカをやAGCは使わない方が良いというイメージでした。他にDSPも。
ところが、試しにAGCをFASTで入れてみたところ、混雑したバンドで三割以上デコード率が上がりました。
特に信号の強い局が居た場合は混雑していないバンドでもデコード率が上がりまして。
これは目から鱗でした。生音に近いままの方が良いと思っていたのですが、強力な信号に潰されがちな信号を救出している様な動きでした。
もっと早く気付くべきだったなぁと。
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