昨日は一日中アンテナ製作にハマっていました。
21MHzと18MHzを一本のエレメントで使えるダイポールを試しに作ってみたのですが、結果は大失敗。
21MHzで同調しているフルサイズのダイポールにトラップコイルを入れて、その外側に18MHz用の50cmのエレメントを付け足す設計だったのですが、18MHzにディップは出たものの21MHzのディップが消えてしまい。
互いの周波数が近過ぎたり、エレメント長が波長に対して極端に短いと起こり得る症状だそうです。
このダイポールには同じバランから別のエレメントを伸ばしていて、50MHzと7MHzに出られる仕掛けになっています。上記と同様の作りで、一本のエレメントの間にトラップコイルを入れ、両方のバンドで綺麗なディップが出ています。
この2バンド仕様のアンテナは簡単に制作出来ました。何もかも計算通りに上手く行ってしまい。
しかし、上記の21/28MHzアンテナを作っている最中にこちらの2バンドの方に悪影響が。
中心周波数がズレたり、SWRが上がったり。何らかの干渉があった様子です。
結局、元通りに戻すことに。
21MHzのエレメントは直近までエレメントを延長して18MHzとして利用していたのですが、21MHz仕様に戻しました。
一つだけ選択するなら、21MHzの方が優先度高く。
正常化したのは22時過ぎ。作業は午前中から始めていたので、丸一日をドブに捨てたことになります。
しかし、恐るべき集中力を使ったのが、昨夜はぐっすりと寝れました。
途中、28MHzと18MHzに出られるタイプに設計変更したのですが、これも失敗でした。
途中でまともに使えていたバンドまで怪しい症状になったものの、そちら側は一切対処しなかったのは得策でした。
これをやってしまうと泥沼にハマっていたと思います。
最終的に21MHzはSWRが1.0近くまで落とせたので、これで良しとしました。
今朝は早起きして21MHzのFT8を楽しんでいます。北米とも交信が出来ました。
しかし、こういった作業をしていると、ハマっても楽しいものです。集中力が違います。
やはり、自分は技術系の仕事に向いているのかなぁと。
そんな求人があればなぁと。
短期間使用した18MHzの感想としては、かなり飛びが良かったです。21MHzに比べると、昼間であればどんな時間でも満遍なく開けている雰囲気でした。
ただ、21MHzの様に極端に開ける時間帯というのが無く、これはちょっと面白味に欠けるとも思えました。
バンド人口がそもそも少ないのかも知れません。一昨日知ったのですが、4級アマチュア無線技士では出られないバンドだそうで。
3アマ以上の資格が必要なのですが、3アマと4アマにそんな区別があったとは。
3アマの自分の免許状には含まれていていたものの、4アマから上がった際に気付いていませんでした。何か増えたなぁ程度で。
今日は昨日の続きをやってみたいところです。もう一本エレメントを追加しようかと。
28MHzか18MHzか、どちらにすべきか迷っているところです。
ハマっても、既に正常に機能している側は一切てを付けない方針です。
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