雨の影響

一昨日製作した7MHzのアンテナは大成功だったのですが、今朝試したところ中心周波数がかなり下側に移動してしまい、FT8の周波数ではSWRが相当上がってしまい。
今朝はそれなりの雨で、その影響がモロに出てしまった様子です。

一次側のエレメントに使っている50MHzも中心周波数が下がってしまい、48.36MHzでした。中心部のSWRは1.37とかなり良好なのですが。
二次側のエレメントの7MHz帯は6.89MHzでSWRは1.37。
コイルを付けた方のエレメントは共倒れ状態です。
コイルを付けていない21MHzは中心周波数も変わらず、SWRは1.3と昨夜より良い状況でした。

雨水がトラップコイルに何か影響していると思われるのですが、何処にどう対策してよいのか、よく分かりません。
コイルの密な部分については、ビニールテープを巻いているのですが。
コイル設計の計算式では「比透磁率」というのがあって「空気は1」だそうで。その辺も影響しているのかな?
ただ、ローカル局に伺ったところ、現在利用中のトラップコイルを使用したダイポールは雨の影響がほとんど無いそうで。トラップコイルはちゃんと防水対策がされているので、その違いがありそうです。

近日中にもう少し径の細い筒でトラップコイルを自作してみるつもりです。その際に、収縮チューブで覆ってしまおうかと。
筒の直径とコイルの幅が同じくらいになると、Qも良くなるらしく、その辺の効果も期待しています。

追記:
その後、雨の中7MHzのエレメントを短く調整し、中心周波数をFT8に合わせました。
試しに50Wで数十秒送信してみると、最初は低かったSWRがみるみる上がり出し。
改めてNanoVNAでSWRを測定してみると、中心周波数は上がっていました。
症状的には送信電力でコイルが暖まり、濡れた水分が飛んで乾いた状態に戻り始めたのかと。
言い換えると、コイルは熱を発していそうです。
ある程度の熱は想定していましたが、これがあまりにも高いと危険です。
0.4mmのエナメル線ですと、リスキーなのかな?
その辺、対電力性も調べる必要がありそうです。

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