今宵もイタリア

本日も夕刻に15mのFT8をワッチしていました。
ヨーロッパが開ける時間、幾つかの局に応答してみたものの、ほとんどピックアップして頂けず。
そんな中、イタリアの局と交信出来ました。昨日に引き続き2局目です。
イタリアとは何故か相性が良いのかも知れず。

あと、フィジー島とも交信出来ました。
太平洋上の何処かの島なイメージしか無く、検索してみたところ南太平洋の小さな諸島でした。
海が綺麗なイメージもありましたが、柴又から直線で7000キロもあるそうで。
こんな遠くは簡単に行けないだろうなぁと。

FT8といった無線のデジタル通信を始めてから地図を観る機会が圧倒的に増えました。
この国はどの辺りだったかな?と。下手をすると、学生時代より地理には強くなったかも知れません。
あと、無線の世界独特の分類なのかも知れませんが、ロシアもEUロシアとASロシアに分けられていました。
ヨーロッパ側とアジア側で別扱いになっているそうで。勿論同じ国なのですが、国土が東西に広過ぎる為の対応らしく、多くはアジア領域だそうで。

コロナが無かったら、無線の上だけの旅でなく、本物の旅をしてみたかったなぁとも思うこの頃です。
インターネットでは簡単にコミュニケーションの取れる遠くの国、無線の世界は不確実な世界なので有難みを感じたりです。
村上春樹さんの初期の短編集「中国行きのスロウ・ボート」な世界観にも近く。
携帯もインターネットも無かった時代、次に必ず会える約束は貴重で。
何かのトラブルで約束が果たせなかったことは自分も当時ありましたし、ドタキャンなお詫びの連絡も取れずにそれで縁が切れてしまったことも。

いまこの記事を綴っているのは19時過ぎ。
15mのFT8をワッチしていても信号など全く入ってきません。
日中はあんなに煩いくらいだったのに。

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