FT8の運用実績

FT8での運用を始めて4日間経ちました。
この間に交信した数は53局。一日平均10局以上。
恐らく、40年間続けてきたアマチュア無線で一番アクティブな4日間だったと思います。まぁその内の20年以上は休業状態でしたが。
恐らく、ログの入力やカードの発行がほとんど自動で出来てしまうから、その辺の管理など気にせず交信出来てしまう部分もありそうです。

この4日間のログを確認してみたところ、やはり同調していないアンテナのバンドでは散々な結果でした。

3.5MHzでの交信は1局のみ。狛江市の局長さんでした。
実はFT8での初交信がこの周波数だったもので、3.5MHzでも案外イケるのかな?と錯覚してしまい。その後はこのバンドで幾ら呼んでもノーヒット。
アンテナチューナーで無理矢理SWRを落としても耳は良くなっても飛ばないものだと改めて思いますた。

7MHzでの交信はゼロ。それなりに呼んでみたのですが、ノーヒットでした。
原因は3.5MHzと同じで。

21MHzでの交信は過半数を占めている様子です。
流石にSWRがアンテナチューナー無しでも1.1近くで、ロケーションは悪いもののフルサイズで張れているダイポールアンテナだけあります。
国内の全域と交信出来ているのかも知れません。海外については台湾、香港、中国、ロシア、オーストラリア、ニュージーランドと交信出来ました。過去にも交信実績のある国ではあります。
出来るものなら北米、ヨーロッパ、アフリカとも繋がってみたく。

50MHzの交信は3割程度でしょうか。
聴こえていればほぼ届いた感じです。これもフルサイズダイポールが同調取れているので、まぁまぁの結果です。しかし、アンテナの高さがもう少しあったら違いはあるんだろうなぁと。
Eスポのタイミングが無かったので、関東近辺の交信だけでした。
休日は昼夜まんべんなくCQを見掛けますが、平日はガラガラですね。
また、届く距離も限られているのでたまにCQを観掛けても既に交信済みの局ばかりでした。
この分では短期間で行き詰りそうです。

144MHzはCQも交信も全く観掛けさえせず。
同調の取れているGPアンテナを利用しているのですが、そもそもこのバンドでFT8が使われていないのかな?

430MHzの交信は2割程度でした。
これも同調の取れているGPアンテナを使用していまして、関東近辺の局と満遍なく繋がっています。
50MHz同様に休日はそこそこのCQを見掛けるものの、平日はガラガラです。交信を観掛けても、やはり既に交信済みの局が多いです。

ハイバンド方面については、短期間で交信済みの局だらけになりそうです。
今のところ21MHzのヒット率が高いのですけれど、夜になると飛びも悪くなりバンド内もガラガラです。
それに対して深夜の3.5MHz帯はまことに賑やかで。やはりこのバンドも使えるアンテナを整えるべきなのかなぁと。
しかし、深夜の交信が楽しくなってしまったら、生活習慣がとんでもないことになりそうで。手出しすべきではないのかも知れず。
あと、50Wまで出せる免許とリグではあるのですが、普段は20W程度に抑えています。同調の取れているアンテナであればパワーを上げた分実際に強く届く傾向ですが、同調が取れていないと上げても無駄でした。
どうしても繋がりたい局で二度呼んでも空振りであれば、45Wくらいまで上げています。

しかしながら、3.5MHzの短縮アンテナをいかにして安く軽く作るか思案中でもあります。

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