しばらく前にAmazonで入手したメスティンを使ってみました。
キャンプや非常時に役立つそうですが、使用前のシーズニングが重要だったり、一度は使い勝手を知っておきたく。
上記の写真は既にシーズニング後の撮影です。
メスティンと蒸し台とストーブが揃って千円という安さでした。百均で買い揃えるより安そうですが、モノは案外しっかりした作りと丁寧な梱包でした。
ちょっと残念だったのは、本体に目盛が無かった点なのですが、リベットの位置に水を合わせると丁度一合分になりまして、下手に凹凸があるよりは汚れも付き難そうです。
25gの固形燃料は別途20個入りを入手しています。480円でしたので、単価24円。これも百均より安いのですが、開封後は一年も持たないらしく、半年くらいで使い切りたいところです。出来る範囲で密封はしましたが。
炊く際にはアウトドア用の風貌で囲みました。なるべく熱を有効利用したく。
固形燃料は25分ほど燃焼するとの触れ込みでしたが、時計で測ったところその通りでした。
燃焼が終わったらメスティンをタオルで包んで引っ繰り返し、15分ほど放置。蒸らしの作業です。
その後、蓋を開けてみると、見た目は美味しそうに炊けていました。
実際に口にしてみると、芯はほとんど残っていませんが、でんぷん化しきっていない内側感。
それでも、御飯の甘みと炊き立て独特の食感があり、十分頂けました。これなら70点くらい付けてあげても良さそうです。外食先でもこれに満たない味は幾らでもあり。
でんぷん化しきれなかった原因は、あと何度か試してみないと分かりません。
御飯をうるかす(水に漬けて放置する)時間はジャスト一時間だったのですが、少し古めのお米だったのでもっと時間を置くべきだったのかも知れません。
そうでなければ、火力や炊く時間が足らなかったか。これが原因ですと、固形燃料ではどうにもならないのかもと。
まぁ食べられないレベルでは無かったので、十分といえば十分なのですが。
一合だけ炊くといった少量なのは過去に経験が無かったのですが、大盛御飯以上の分量がありました。
一人で一気に食べるには、けっこうな量でした。
あと、おかずは百円の鯖缶。これも大した量では無いのですが、一合の御飯に丁度良い分量でした。炊いている最中にメスティンの上に載せていたので、ほんのり暖かかったです。
屋外で強風で無ければ十分使い物になりそうな固形燃料とストーブでした。強風でしたら、ガスやガソリンのストーブもあるので何とかなるかと。
ただ、折りたためばかなりコンパクトになるのはかなり便利です。
普通の自炊に飽きたときとかも、これで炊いたらちょっと面白いかも知れません。
あと、シーズニングのお陰もあったのか、焦げが全くありませんでした。これはちょっと意外でしたし、その後の洗いも楽でした。
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