昨夜はアマチュア無線で利用しているリグ類のメンテナンスをしました。
主に清掃とコネクター周りの磨き。購入から十年、ほとんどそんなことした覚えが無く。
無線機のコネクターは背面にあり、コネクターの接続時に斜めに入れてしまい、中心の金属部分が曲がってしまう例があるそうです。あとは酸化被膜で抵抗を持ってしまったり。
この辺りは主に目視チェックと綿棒と接点復活剤で対応。ピカピカになりました。
あとはゴミや埃で冷却周りの効率低下が怖いので、掃除機で吸入させたり等。
リグのFT-857は内部もジンワリ埃にまみれていました。こういったのを放置していたら湿度の高い季節に絶縁不良とか起こってしまいそうです。(実際どうなのか分かりませんが)
そして、一番気になっていたコメットのアンテナチューナーCAT-300。
バンドの切替ダイヤルがずっと硬くて気になっていました。購入から一年もしないうちにこの症状で。
CAT-300の蓋を開けると、中はとても綺麗な状態でした。ファンも無く密閉された筐体だから埃も入らない様です。
二つのバリコンが思ったより大きく、コイルは思ったより小型でした。
白い棒の手前にあるのが、バンドを選択する接点類です。接点は二層あり、どちらも綿棒で乾拭きと接点復活剤塗りに励みました。
尚、接点復活剤は一度綿棒に沁み込ませてから塗ります。直接スプレーすると広範囲がベタベタになり。
結果、切替ダイヤルは随分とスムーズというかメリハリのある感触になりました。もっと早く対応すべきでした。
昔のテレビのチャンネル切替も中身はこんな感じだったのかな。
他にもケーブル類のコネクターも綺麗にして。
結果、見た目はかなり美しくなりました。ピカピカというか黒々というか。
性能については変化があったのか謎ですが、特にCAT-300は触り心地が良くなって嬉しく。ボタン類の接触不良気味な動作も対応したかったのですが、接点復活剤での対応ですとベタベタになってしまいそうで止めておきました。
自分が利用しているのは油分が残るタイプで、冷却機能を持つ機器では埃が付着しやすくなってしまい。細かい名称を忘れてしまったのですが、速乾性のタイプもあるようで、それも持っておきたいです。
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