ノイズ源が判明

六年間不明だった50MHz帯のノイズ源が判明しました。
庭に接する歩道の街灯がノイズ源でした。

どうやって見つけたかというと、VX-3というハンディ機の広帯域な受信機能に50MHzのモービルホイップを着けて、51MHzに周波数を合わせて歩いて探しまして。
これが、街灯まで1mほど近付かないと分からず。また、144/430MHzにしか同調していないアンテナでは分からずで。
ノイズが発生し始めた夕刻に試したところ、5分も掛からずに判明しました。
尚、この街灯は50mくらいの歩道に四本建っていて、どの街灯もノイズ源でした。

自分で対策が取れれば嬉しいのですが、自宅マンションから少しでもアンテナを離そうとしたら、対処のしようが無いかもしれません。
恐らく、区が管理している街灯だとは思いますので、自分の対策で駄目であれば相談の価値はあるかも知れません。ともかく、個人宅の設備で無くて良かったです。

あと、本日は自宅から徒歩数十秒のローカル局さんへ挨拶に。
挨拶だけのつもりだったもののご自宅まで上げて頂き、素晴らしい無線環境を拝見させてもらえまして。
ご自宅のタワーに上げたアンテナも強力で、我が家から聴こえなかった様々な局が430MHで聴き取れまして。これには驚きました。
うちのアンテナがダメダメでほとんど聴こえなかっただけでした。ほとんどのチャンネルは誰かの交信で埋まっていたとは。
環境によってここまで違うんだなぁと。

ローカル局さんはオーディオも趣味らしく、所有されているCDの何割かはJazzで、その辺の話題でも盛り上がってしまい。
測定器類も充実されていて、高価なアンテナアナライザーも所有されていました。しかし、NanoVNAは所有していないそうだったので、自宅から持ってきてアンテナのSWR特性やスミスチャートも表示してみたり。
上記のノイズ源が判明した後は、一緒に診てもらったり。

モービルホイップと小さな無線機を持ちながらのノイズ源探しでは、やはりご近所さんから怪しまれました。
「何やってるの?」にちゃんと答えたところ、少しはご理解頂けた様子です。ローカルさんも助言してくれまして。

帰宅後にはローカルさんとも電波上で初めて会話出来たりでした。
ローカルさんは技術力もあり、探求心もある方だったので話題は尽きず。
刺激的にして充実した一日となりました。もっと早く行動すべきだったなぁと。

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