無線のノイズ

自宅のアマチュア無線の環境についてです。
都心で暮らしていた頃は、現在よりもノイズに悩まされていていた記憶なのですが、このBlogの記事に何故か残していなく。
当時の住まいは秋葉原の神田明神下で、HF帯でも日夜問わずSメーターがノイズで常に触れていた記憶です。
当時暮らしていた古いマンションは管理がユルく、屋上も出入り自由でアンテナも立て放題。流石にタワーまでは立てませんでしたが。

屋上を使えたといっても四階建ての屋上なので、どうにか谷に埋もれていない様な状況でした。
屋上に出てみると、崖の上の神田明神の地上と丁度同じくらいの高さだったので、地上高としては微妙な立地というか。
屋上から地上の道路を見下ろすと谷の様な状況で、本来の地上高は屋上になるのかな?とも思える感で。
ともかく、屋上にさえアンテナを立てたら谷に埋もれていないロケーションでしたので、今思えばそれなりに電波が飛んでくれました。

現在は23区暮らしとはいっても千葉との県境で、背の高い建物は少ないもののマンションの一階暮らしで、二階建ての戸建てやアパートに囲まれている環境です。
アンテナは一階の小さな庭に何とか立てているものの、目立つのを立てると管理会社からクレームが入るので、その辺は「目立たない見た目」なのを前提にしています。だいたい、飛ぶアンテナというのは総じて目立つものかと思っています。
電波の飛びも受信も、都心暮らしの頃の方がかなりマシでした。
ただ、一つだけ有利なのはHF帯のノイズが圧倒的に減った点です。その辺に関してはノイズ対策も不要なくらいで。
しかし、6m(50MHz)のノイズだけはかなり厳しく。それもメインで使用している周波数帯だというのに。

この件については以前にも綴ったのですが、相変わらず明確な対応が取れていない状況です。
特徴としては、昼間はほぼノイズレスなものの、夕刻から明け方にかけての暗い時間帯のみ59クラスのノイズにまみれています。40~56MHz辺りがノイズ漬けです。
過去にトロイダルコアやコモンモード向けのノイズフィルタ等を試したものの、ほとんど効果が無く。
ノイズ源は全く特定出来ていないのですが、四季を問わず夜だけ発生しているので街灯が疑わしいかと思っています。
あと、不思議な症状なのですが、SWRの確認で50~54MHzにて連続送信しながらVFOを回していると、50.6MHz辺りの送信でインターネットのADSL回線が途切れてしまいます。受信時も50.6MHz辺りにピンポイントのピークがあり。
ADSLの設備が、この周波数を使っている様子です。途切れたインターネットの接続は数分で自動接続してくれます。
これがノイズの原因なのかな?とも考えた時期があったのですが、昼間には発生しないノイズなのでやはり関係無さそうで。

インターネットの接続環境については、フレッツ光のマンションタイプです。
当初は部屋まで光回線が伸びているのかと勘違いしていまして。共用部までは光で来ているのですが、各部屋への配線はメタルケーブルでその間がADSLらしく。
部屋まで光を引くには個別契約で割高になってしまうそうで。そこまでする必要も無いかと。

まぁ50MHzでEスポを期待した運用でしたら基本的に夜は使えないので関係無いとも思えるのですが、夜でも交信したいことは度々あり。
HF帯が影響していないのは幸運だとも思っています。
何処かの家の設備(給湯器やソーラー発電等)がノイズ源だった場合、対象が分かったとしても交渉が面倒そうですが、街灯といった公共設備がノイズ源だった場合は対応がしやすそうで。
ここまで綴ってきてちょっと頭の整理が出来ました。

街灯がノイズ源だった場合は対応してもらえる可能性が高そうなので、探す価値もありそうで。
ほとんど使っていなかったハンディー機のVX-3は広帯域のレシーバー機能も持っていて、Sメーターも表示可能なので、これで徒歩圏にて探してみようかなと。
しかし、暗い時間帯にこんな無線機を持ち歩いてうろちょろしていたら、地域の住民から怪しまれそうです。
「何してるの?」と聴かれて「無線のノイズ源を探しています」と真面目に答えても、ますます怪しまれそうで。
下手したら、オツムイカレテルと思われても仕方なく。

一応、無線の免許証だけは直ぐに出せるようにしておかねばと。
客観的に考えて、やはり怪しい趣味だと疑われるんだろうなぁと。

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