かれこれ10年所有しているYAESUのFT-857ですが、このリグに限らず基本的な部分を理解しきっていない自分でもありまして。
Sメーターの振れがAGCのON/OFFでかなり異なりまして、どちらを採用すべきかで。
AGCは信号が強過ぎたら弱め、弱過ぎたら増幅して強め。一般的なラジオでも採用している機能だとは思われますが。
軽く検索してみたところ、AGCをONの状態でのSメーターの振れを採用すべきの様子です。確かに自分も普段はAGCをONにしがちですし。
OFFにするのは相手の信号が強過ぎた時との説明も観掛けましたが、強過ぎたときは逆にAGCが信号を弱めてくれているので、あれ?っと思ったりでしたが。
話が飛ぶのですが、ノイズブランカは滅多に利用していません。周期性のノイズに対しては効果があるそうなのですが、そういった場面に遭遇する機会が少なく。逆にノイズブランカをONにしたときの音質がちょっと苦手で。
と綴り掛けたところ、上記は大いに勘違いでした。ノイズブランカは常時ONにしており、DSPと勘違いしていました。使っていないのはDSPで。単に自分が使いこなしていないだけの可能性も十分にあるのですが。
あと、ノイズブランカという言葉を初めて知ったのは小学校の低学年の頃。
矢口高雄さんの作品「釣りキチ三平」の初期の単行本に、アマチュア無線が登場する読み切り作品が掲載されていて。
FT-101やノイズブランカといった当時憧れの機種や最新機能が紹介されていました。全然知らない世界なのですが、何だか凄いんだなぁと。
自分がこの作品を読んだのは小学二年生くらいの頃だったと思います。やっと掛け算を覚える歳ですし、まともに勉強しても無線の免許は取れそうも無く。当時は兄が「初歩のラジオ」を購読していて、広告に載っていたアマチュア無線の資格の学習セットみたいなのは一万円ほどしていて、買えるワケ無く。
結局、小学六年生の頃にその学習セットをお年玉で購入したのですが、ほぼ無駄な投資でした。あんなの無くても市販の安い教材で十分学習出来まして。
あの作品が何だったのか検索したところ、1973年に発表された「幻の大岩魚アカブチ」でした。
リンク先の絵を観ると、ナショナルのRJX-601らしきハンディ機も確認出来ました。このリグは自分も所有していますが、押入の奥深くです。技適を通すのも面倒そうですし、改造も必要なのかな?
ともかく、けっこうリアルにアマチュア無線を紹介した作品だった様子です。
当時のアマチュア無線の世界観を知るには、都合の良い作品かも知れません。
コメント