六年間乗ってきたTOKYOBIKE 9Sのメンテナンスをしました。
作業内容は主に以下です。
・タイヤ交換
・チューブ交換
・チェーン交換
・ハブ交換
今回の作業は発注ミスが重なり、自分の「どあほ」さを思い知らされる展開に。
交換に必要な部品の多くはAmazonで調べたものの、実際の発注はヨドバシ。ヨドバシで該当の製品が無い場合は類似品の候補が一覧で表示されるのですが、そこで互換性の無い製品を選んでしまい。
具体的には650Cのチューブを選んだつもりが700Cであったり、9速用のチェーンを選ぶべきなのに8速用でも使えるだろうとテキトーに選んでしまったり。
チューブについては全くサイズが合わず、仕方なく地元の自転車店で26インチ用のを買い直したりでした。26インチ用のチューブが本当に使って良いものなのか謎ですが、結果的に一週間問題無く使えています。
チェーンについては6~8速のギアが安定せずでした。
普段よく使うギアレンジは消耗が激しいらしく、チェーン交換時にこういった症状も出やすいそうです。ただ、規格より幅広のチェーンですとターゲットのギアを掴みにくいかも知れず。チェーンの外側が隣のギアに干渉する恐れもあり。
仕方ないので、9S用のチェーンとハブも購入することに。
あと工具です。
チェーンカッターとタイヤ外しは事前に購入していました。
しかし、ハブを外す道具は持っておらず、結果的に自転車の工具セットも購入することに。買ったばかりのチェーンカッターとタイヤ外しはダブる結果に。全く、計画性の無さが生んだ無駄です。
この工具セットについてはAmazonで四千円程度の商品でしたが、評判はそれほど悪くなく、実際に十分に使えるレベルでした。
ただ、DURA-ACEクラスの立派な部品を利用されている方は勿論もっと高価な工具を揃えるべきでしょうね。自分のはシマノのSORAレベルの部品なので、まぁいいっかと。
結果的に作業は無事に終了しました。
工具類を含めると全部で二万円ほどの出費になりました。ダブりや失敗がなければもっと安く済んだかと。
あと、数年前に前輪のスポークに鞄が挟まり宙を舞って転倒した際のトラブルも解消させました。結果的に前輪が左右にブレていてブレーキに干渉しがちだったのを、スポークの調整でかなりマシな状態に戻しました。
これらの効能もあってか、作業後の乗り心地は随分と良くなりました。細かいことを云うと一部のギアの入りはまだ煮詰める必要がありそうですが、とりあえず使えています。
作業中にハマった部分の一つがスプロケット外しでした。
固着していたもので、専用工具を利用してもなかなか外れず。Webで検索し、コツを掴んで何とかなりました。
二種類の工具をそれぞれの手で握る必要があるのですが、この際にそれぞれの工具は180度くらいの開きで力が入りやすいと。
TOKYOBIKEの9Sは見た目がちょっとお洒落で、ソコソコのパーツで組まれている自転車です。ママチャリとスポーツタイプの中間な位置づけというか。悪くいってしまうとどっちつかず。
直してまで乗る必要があるのか?が悩みの種でもありました。だって、修理代の二万円も払えば、安物の自転車が新品で購入できるワケで。それもどの部品も心配不要で。
まぁ、あと五年くらい乗れれば良いかなぁと思っています。十年も乗れれば元が取れるかなぁと。その間に、せっかく手に入れた工具セットで他の部品もバラシてグリスアップ等に励もうかと。
あと、同車種を所有の方は気を付けるべきだと思うのですが、他のサイトを参考するにしてもTOKYOBIKE 9Sの情報をしっかり掴むべきです。9S以外の車種ですと自分のような失敗を犯しがちかと思います。タイヤもギア回りも別物ですから。チェーンも8速用と9速用で値段がかなり変わったりです。
自分の場合は元々8速な9Sじゃない車体の方を選ぶべきだったのかなぁとも思っています。その方がタイヤも太いし安い消耗品で済む部分も多かったかと。細いタイヤは何かと気を遣いますし、自分はそんなに飛ばしませんし。
上記の宙を舞った事故以降、飛ばすのも怖くなってしまい。
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