ちょっと驚いたニュース記事です。
「米国の音楽ファンは2020年上半期にCDよりもアナログレコードを多く購入 30年以上ぶり 全米レコード協会報告」とのタイトル。
合衆国での話ですが、アナログレコードがCDの売り上げを抜いたそうで。それも倍近く。
売り上げベースの話なので、枚数とはまた異なるかも知れませんが、それでも凄いなぁと。
音質についてはCDよりLPの方が良いという意見をよく見掛けるのですが、自分からするとヒスノイズが気になるし、聴き返しているうちに劣化するものですし、針も消耗しますし。
機材にお金を掛ければ違いが出てくるのかも知れませんけれど、そうでなければCDの方が普通に聴く分には音質が良いと思っています。
あと、記事の中ではアナログレコードやCDといった物理メディアを足した数と、ダウンロードの売り上げがどっこいとのこと。過半数の方は物理メディアに拘らない様子です。
更に、ストリーミングの売り上げが桁違いに多いそうです。
自分の場合、好きなアルバムはCDで入手して手元に置くようにしています。製作者側への謝礼でもあるのですが、本に比べて場所を取らないし、いつか自分が他界したときに誰かに聴いてもらえるかなぁと。
物理メディアではないデータだけの形式ですと、本人が亡くなったら何も残らなそうで。
まぁともかくCDというメディアが売れなくなったというのと、アナログ盤の趣味性が上回ったということなのでしょうか。
ただ、合衆国と日本とでは状況が異なるかと思うんです。合衆国ではタワーレコードといった販売店も倒れてしまったりですが、日本では売り上げそのものは落ちても、そこまで酷い状況では無さそうです。
まぁ、日本がそういった面でも合衆国を追従する流れだとは思うのですが。
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