三月というとお別れの季節。節目の月。
学生さんにとってはクラス替えがあったり、卒業があったり、惜別でもあったり。
流れる時間の上で予定されていても、その時に初めて気づく何かがあったり。
新型コロナウイルス関連の流れで、その時が突然訪れてしまった学生さんもいるんだろうなぁと。小学校から高校まで突然の休校らしく。
どんな学校にしても、入学のタイミングは不安が付き物で。
ただ、慣れてしまうとどうってことなく。終いには「もう飽きた」と、この生活の終止符を望んでいたり。
自分の学生時代は、数年置きにその繰り返しでした。これ以上ここでやれることは無いとか、ここにはもう何も無いとか、次の世界に飛び出したいとか。
思い返すと「あの頃に戻りたい」気持ちもありますし、良い思い出は勿論あるものの、早く先に進みたい気持ちの方が当時は勝っていて。
そんなお別れのタイミングが突然訪れるというのは、若ければ尚更ショッキングだと思います。
だらだらしていたその少し先では無くなってしまい。
半世紀以上この世に生きていて、まぁ平穏な時代だったと思います。特に学生時代は概ね予定通りだったと思います。
しかし、ウイルスが原因で突然こんなんなってしまうとは誰しも予想がつかず。
政府の休校な方針は現状で妥当とも思っています。
難癖つける方は居ても当然ですけれど、だったらどうするのがモアベターなのか?それが出来ずにより酷い結果になるよりはマシかなぁと思っています。
時間が経ってみないと、それが良かったのか悪かったのか分からない話の一つでしょうし。
過去の仕事でセキュリティ関連を経験していますが、何事も問題ない運用を務める程、評価されなかったりでした。当たり前の有難みを周りは知らないというか。
その癖、問題が発生すると叩かれるばかり。セキュリティに限らずですけれど、バックオフィス系の方はそんなジレンマもありそうです。
被害を最小限にという場面、動いた先がどっちに転ぶかは時間が経ってみないと分からないものかと。
ただ、事前にルールや判断基準を決めていたら、無駄に悩む時間も最小限で済まされていたと思います。(それが出来ている国は、過去にそれで痛い思いをしていた傾向)
トイレットペーパーの不足にしても「デマが原因で」との現状です。しかし、デマを信じている人など極僅かに思えますし、実際に店頭からトイレットペーパーは消えてしまっている数日です。
「足りなくなる前に備蓄しておけ」的な情報はしばらく前からあり、その通りの結果です。
生産や備蓄が十分にあっても、店頭に無ければ一般人は入手出来ずでして。
と、話がまた逸れました。
自分、幼稚園から中学の途中まで母子家庭で育っていました。
小学校の低学年の頃から洗濯も掃除も買い物も料理も、我流ながら一通り出来ていて。
なので、お財布さえあれば生活出来ていました。母が体調を崩した際はちょっとした料理を作ってあげたりも。
共働きが当たり前の時代、いまの普通の子供がそこら辺を何処まで出来るのか謎です。家に一人で子供を置いておいて大丈夫なのか?な話題なこの頃です。
自分から言わせると「そんなことくらい出来ない子供に育てた親の問題では?」とも思えたりです。(否定論は勿論あるかと思いますけれど)
勿論、幼稚園クラスの子供には危険だと思いますが。
特に卒業も無い時期でしたら、突然の休校に尻尾振って喜ぶ子供でもあったと思います。
今日は何して遊ぼうかと、友達たちとニタニタしていたかと。
しかし、子供のうちから何でも出来てしまうのもその後に支障があるかと。
逆に一人じゃ何も出来ないくらいの方が、さっさとお嫁さんを貰って幸せな家庭を築いていたり。何か足りないくらいの方が幸せなのかも知れません。
まぁ、時間が経ってみないと分からない一つです。
ちと普通じゃない三月の幕開け、珍しい経験となりそうでもあり。
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