柴又からトイレットペーパーが消えた

新型コロナウイルス関連で、マスク不足の次の現象はトイレットペーパー不足でした。
昨日までは普通に販売されていました。いつも利用するスーパーの店員さんに聴いたところ、今日の午前中に一気に消えたそうです。
昨夜の政府による休校要請が響いたのかなぁとか。在宅率が上がると生活消耗品も減りが早く。しかし、そんなことよりも集団心理が働いているんだろうなぁと。

東京大空襲で街中が炎の渦だった場面、人々が逃げる方向が逆に最悪の結果を招いたりもあったそうです。
どっちに逃げれば良かったかは謎ですが、都心の川には沢山の遺体が浮いていたそうで。
下町暮らしの頃にお世話になっていたTさんの話では、湯島聖堂に逃げて助かったとも。

オイルショックでトイレットペーパー不足があったのは歴史でも学んだものの、当時幼過ぎた自分に記憶が無く。
何というか、自分が生きているうちに歴史の再来みたいなのがあると、不謹慎ながら感動さえ覚えてしまい。311(東日本大震災)でも似たような場面が幾度かあり。
「同じことが繰り返されるんだなぁ」と。

トイレットペーパー不足はデマとの情報も数日前から大手メディアで取り上げられたりでした。
国産品がほとんどなので足りているとの話でした。しかし、原因や理由がデマであっても、供給に対して需要が追い付かないと店頭から消えてしまいました。
店頭から消えてしまった現実はデマでは無く。理由なんてどうでも良く。

自宅には既に備蓄分があるので、個人的には問題ない状況です。まぁ出先のトイレで紙が無かったら大変だとは思っています。(鞄にはトイレットペーパーを忍ばせておいた方が良いのかな?)
一過性のものだとも思っていますが、どれくらいで元に戻るかは見当つきません。

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