意外に強かった江戸川

スーパー台風等のドキュメンタリー番組で、危険だとターゲットにされる葛飾区や江戸川区や足立区ではありますが、今回の台風19号で被害はほとんど無い様子でした。
これは偶然で無く、様々な治水対策があったからのようです。
地下宮殿であったり、スーパー堤防であったり、八ツ場ダムであったり。どれか一つ欠けても、危なかったのかも知れません。
特に千住地区が浸水すると、地下鉄千代田線ルートで都心まで浸水してしまう説もあるそうで、放っておけない問題だったのかなぁあとも。都心程地下街が発達していますし。

前回の記事にも綴ったのですが、都内でも多摩川方面は被害が大きかったらしく。江戸川方面を含んだ都内の東側より、ハイソなイメージの多摩川方面だったので、治水対策を含めたインフラもしっかりしているイメージだったのですが。
ちょっと意外な結果でした。

ただ、強力な台風が訪れる頻度は増えている様子ですし、都度強力になってもいる様子です。
これが温暖化の影響なのか分かりませんが、海水面も今後は上がる一方だそうですし、河川は海からの流入の対策も必要なんだろうなぁと。河川に限らずでしょうけれど。

随分前に数ヶ月暮らしたオランダは、オランダ国民が作った土地でした。遠浅の海を開拓し、徐々に領土を広げたそうで。
自分が暮らしていたオランダ南部の田舎町には海岸線より内側に幾つもの土手のような道が存在していました。これが過去の海岸線だったそうで、徐々に外側に広げてきたと。
気候の安定したオランダではありましたが、過去には大きな水害もあったそうです。それにより何らかの対策をしてきたそうで。
様々な面でオランダは昔から先進国でしたが、海からの治水対策でも学ぶべき点が多いのかな?と思えるこの頃でした。

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