識字率

歴史ものの番組をぼんやり見ていたら、江戸時代以前の手書き文章はかなりの達筆で自分はぜんぜん読めないなぁと。
そこでWikiの識字率をちと確かめたり。まぁ達筆と活字ではまた次元が異なるとは思いつつ。

日本は昔から識字率が高いと何となく知っていました。
ただ、それも明治以降の教育で最低限広まった部分でもあるようで。
そこで話が飛びます。

自分は元々漢字の書き取りが苦手です。未だにその傾向は残っていますし、特にパソコンを使うようになってからは酷い状況です。
鍵盤楽器も触れていなければ指が曲を忘れてしまう様に、計算もペンを持たねば出来なくなってしまう様に、漢字も似たようなものかと。使っていれば指が勝手に動くもので。
中学三年の春に母の再婚と引越しを伴い北海道へ渡った際は、かなり困った場面に遭遇していました。
数学や理科は何故か得意だった自分、転校後の最初の試験は数学で。
回答自体はスラスラ出来たのですが、新しい自分の苗字が答案用紙に綴れず。

これは非常に困りました。
答案用紙の回答を見直しているうちに新しい苗字が漢字で綴れるかなぁと一周見直しても、やはり閃かず(ひらめかず)。
恥ずかしい状況で答案用紙を引っ繰り返し、提出した記憶です。
どうやってその場を片付けたのかは自分もハッキリ覚えておらず。
名前欄を空白にしたのかなぁと思っているのですが。まさか平仮名では出さなかったとも思えるし。

だいたい、転入生の最初の試験など先生も同級生も気にしていたとは思うんです。
ただ、職員室には自分からお詫びに行った記憶が僅かに残っています。
ちと忘れかけていた思い出でした。

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