情報の一人歩き

三日続いて先日の事故の件です。
自分がTwitterに載せた画像が元で事故物件サイトにて全く関係ない建て替え中のアパートが地図上にマークされてしまいました。
これは久し振りに驚きました。
それ、ぜんぜん関係ない物件だし見当違いの風評被害になってしまうし、ともかくサイト管理者さんにメールを送りました。
結果的に一時間ほど後に記事毎削除頂けたのですが、メールの返信は数時間経っても頂けていません。
まぁ、消して頂くのが目的だったので、それで十分ではありますが。
しかし、びっくりした。

流れとしてはこんな感じでした。
日曜の昼過ぎに単車を庭から歩道に出したところで、いつも進む方向に規制線が張られていた。
それが珍しかったのでスマホで撮影し、Twitterに画像付きで投稿。「何事であろうか?」と。
反対方向に進めば規制線に引っ掛からないだろうと単車をUターンさせようとしたところお巡りさんから「この辺りは全部規制線に囲まれているので、いま外します」とのこと。
事件だったそうですが詳細は教えてくれず、そのまま高島平方面の名物な焼きそば屋さんへ。
三時間ほど後に帰宅したところ地域の規制線は外されていたものの、数ヵ月前に立ったばかりで入居者もやっと埋まったアパートが規制線で囲まれていて。
自宅隣の床屋さんのご主人に聴いてみると「ガスの事故で二人が亡くなった」と。二階の窓ガラスを割って救出に入ったと。地域でも色々と噂が飛び交っていました。
その辺のことをTwitterに短時間掲載して消去。(最初の写真付きの何事であろうか?なTweetはそのまま残す)
翌日には産経新聞さんにより「親子の心中だった」らしき小さな記事。
Web上のニュース記事にも載ったので、あらためて記事をリンク付きでTweet。コメントも頂いたり。
今日の午後に、事故物件サイトで自分の載せた写真とTweetが引用されたカタチで全く関係無い建替え中のアパートが事故物件として地図上にマークされる。(アチャー!)
写真に写っていた規制線の先には建設中のアパートが僅かに写っていて、これがヤグラに囲まれて青いネットに覆われていたので勘違いされたのかな?と。
ともかくサイト管理者さんへ削除依頼のメールと、コメント欄には「本件とは全く関係の無い地図のマーク」の旨投稿。
自分の関連しているTweetは全て削除したものの、上記サイトで引用された自分のTweetは消えず。(アチャー!)
一時間後に、事故物件サイトから該当の記事丸ごと削除される。
あぁ、良かった。

事故物件サイトには半日ほど載っていたと思われる情報なのですが、おっかないなぁと。
管理人さんが載せた記事なのか、誰かが投稿した記事なのか分かりませんが、裏を取っていなくて。
逆に、たまたま事故のあった物件の写真を何も知らずに自分が載せていたら、削除依頼も通用しなかったのかも知れず。後から知ったのですが、自分が写真を撮ったタイミングでは数百メートル四方の道路が規制線で囲まれていたそうです。
大島てるさんの事故物件サイトは以前から存じていて、このマンションを購入した際も参考にはしていました。似たようなサイトが他にもあったんだなぁと。
しかし、事実としても地図上にマークされた物件は瑕疵扱いで、その後は特に大家さんが色々と大変なようです。
それが事実で無ければ見当違いな風評被害でしか無く。勿論そんな情報に加担したくなく。
だいたい、事故のあった新築物件も誤解された建設中の物件も、Webの地図上にもストリートビュー上にもまだ存在すらしていないのに。

自分が最初に載せた写真付きのTweetに好奇心が全く無かったワケではありません。
しかし、こんなことになるとは全く想像しておらず。
以後、気を付けねばと大きな教訓になりました。

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