しばらく前にテレビでオランダの旅番組が放映されていました。鶴瓶さんの旅番組が珍しく海外に遠征していて。
番組で登場したオランダの青年は柔道が大好きでした。
そこで思い出しました。相変わらずの発音だなぁと。
自分が過去にオランダへ伺った三ヶ月間、現地で知り合った職場の仲間達とは異文化の交流的な会話も多く。多くは下ネタでしたけれど。
ファットな男性が「日本のスモウレスラーになるべきだ」と言われたり。思ったより日本文化が浸透していました。
そんな中、どうしても理解できない単語がありました。
「僕は昔ユードーを習っていたんだよ」と。ユードーとは何ぞや?
どうにもレスリングの一種の様なのですが、さっぱり分からず「おまえは日本人なのにどうしてユードーを知らないんだ?」と驚かれたり。
帰国してから気付いたのですが「ジュードー」を伝えたかったようです。
そういえば、JがYな発音になりがちだったよなぁと。
ヤーパンとかヤーポンとか言われる日本でしたし。
いまでも英会話は意識して慣れるようにしています。能動的ではなく受動的ですけれど。
自分の専門分野や趣味の英文ですと、知っている単語も多く思ったより読めたりもします。対して、アメリカの経済状況的なニュース記事はサッパリ分からんのが多いです。
単語は見聞きしたことはあっても、その意味を知らないとかが多く。これは勉強不足や加齢で忘れてしまったから仕方ないのですが。
勿体ないのは聴き取りミス。
上記のユードーもその一つ。半年前のことですが、フィリピン人の技師と通信機器の修理中に「パウエル」と発音したのはすぐに気付いて助かりました。
パウエルというとジャズピアニストのバド・パウエル等の人物名がパッと浮かぶのですが、この場面のパウエルはパワーのことで伝えたかったのは「電源」でした。
他にも、バージンとしか聞き取れなかったのですが、伝えたかったのはベルギーだったとか。(これは翌日に気付きましたがその場では大恥をかき、大ウケにも→大昔のHomepageのコピー)
ともかく、発音のバリエーションは地域によって相当広いというか。
自分も気を付けなければいけないのですけれど、発音に自信がないからといってボソボソと喋ってはいけないと。
特に母国語で無い人が英語を使う場合は上記のような酷い訛りがあるものの、自信もって喋っていて。
自分も含めて、英語に慣れない日本人はどうにもボソボソ喋りで結果的に更に何言っているのか伝わらない様子です。
極論から言うと、カタカナ英語であってもしっかり喋った方が勝ちだったりします。これ、一部のお年寄りがバリバリのカタカナ英語で電話を続ける場面とかで思いました。
会話はちゃんと成立していた様子ですし。人によってはそれを見聞きしていると馬鹿にしたりするのですけれど、そんな奴ほど全くボソボソ君だったりで。
数日前に皇室の方が英語スピーチをしたニュース記事を観ました。動画付きのニュースだったのでどんなものかと確認したところ、カタカナ英語系を自信持って語っていて。
その記事へのコメントは「この程度か」的な批判も見受けられましたが、恐らく場数が少ないからそんな批判が出来るのでは?と思えてしまい。
丁度六年前にも発音で困った場面がありました。
千代田区と秋田の五城目町は提携関係にあって、自分は五城目町の運動会に参加していたんです。
そこでの宴会が凄くて。料理はどれも美味しく、地元の皆さんのオモテナシも大したものでした。
しかし、訛りや方言が激しく聞き返すのも申し訳なく、途中からは相槌を打つしかなく。
日本語も難しいし、まだまだ広いんだなぁと。
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