群馬の女は毛深いの?

80年代にLive Aidという番組がありました。
We are the world的な流れだったのか、全世界の代表的なミュージシャンの平和を願う演奏。バトンリレーのような番組でした。
その中で日本の代表が忌野清志郎。
その演奏がぶっ飛んでいました。

平和主義者のハズですが、社会風刺な面もけっこうあって。
この演奏は後者でした。
はたらく人々」という曲です。

3:45辺りの歌詞は「群馬の女は毛深いぜ!」。
何か過去に群馬で嫌な思い出でもあったのでしょうか?(歌詞の中に高井戸も登場しているので、何らかの経験はあったのかも)
アラビアン音階なフレーズ、当時リアルタイムで観てしまい「何じゃこりゃ?」でした。
今見ても、やはり不思議です。
そして意外なエンディング。

歌詞の序盤に登場した通り、80年代は「月曜からずっと土曜の昼まで」働くのが普通だったんだよなぁと思い出したり。
当時の歌番組で忌野清志郎が登場すると、これが全く「お茶の間に媚びうる」のとは逆な嫌なパフォーマンスばかり。
当時は本心が分からず、こんな奴が友達に居たら嫌だよなぁと。まぁ、世の中の汚れた事実を表現してはいるのですけれど。
名に恥じず、正しく忌々しい。狙い通りのキャラクター。
早くして他界してしまいましたが、311の後も生きていたらなぁと。

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