しばらく前の記事で「地面に吸い込まれたヒマワリ」を綴ったのですが、種を植え直したところまた同じ症状でやられてしまいました。
今度は双葉だけ残っていて、そこから下はかじられていまして。
症状を検索したところ、コガネムシの幼虫がどうやら悪さしているようでした。根や根の周りの茎を食べてしまうそうで。
そういえば、最初に種を撒く前に軽く耕したところ、何かの幼虫が居たのを放置していて。
それに、他のヒマワリも成長しているとはいえかなり元気が無く。根がかじられるとこうなるらしいです。
土の中の害虫にはダイアジノンという殺虫剤が効くらしく、早急に対応が必要そうです。
ただ、症状が出てしまってからでは手遅れのパターンもあるそうです。既に根が十分に弱っていたりするそうで。
農薬類は出来れば最低限の使用にしたかったです。しかし、植物が育たないことにはどうにもなりません。
色々検索したところ、植物を育てるには常備薬的な定番の農薬類があるそうで。他にも土から上の植物にはオルトランが有効だそうで。
その辺の知識が疎かったのもあります。これまでも色々な症状で植物類がやられていましたが、まだ運が良い方だったのかも知れません。
この部屋に引越してきたばかりの頃は、畑というか花壇は木が二種類ほど植えられていただけで他の植物は特になく、土地の表面は土だけでした。
その木を撤去した後は一から耕して、有機肥料類を撒いて耕したりでした。
当初は硬い土だったので、虫が土の中にはほとんど居なかったのかも知れません。餌になる植物の根も無かったですし。
なので、最初の年はそれなりに上手くいったのかなぁと。
ひょっとすると、芝生がほとんど枯れてしまったのも土の中の虫のせいだったかも知れず。
と、考えてみたら時系列で症状や現象が見えてきた感です。
一昨年にロシアヒマワリを育てた際はアブラムシの大量発生に泣かされました。あんなに大きな植物でなければ手作業でアブラムシを除去できたのかも知れませんけれど。
こんなに小さな花壇でも虫や病気との戦いは楽でなく、ましてそれなりの広さの畑で無農薬栽培というのは不可能に近いかと思えてきました。
もちろん農薬の過剰投入は良くないのでしょうけれど、最低限は使わないと話にならない感です。
花壇を耕していた時、何かの幼虫以外にミミズも居たのですが、全部ひっくるめて「土の中に虫が居るのは健康な土地の証拠」くらいに思っていました。
ただ、中には害虫もいて一概に全てが良い虫では無さそうです。それが土の中であっても。
高校や大学で園芸科とかあったりしますが、そこの学生はこういったことを教わっているのでしょうか?
自分の場合は座学からではなく、実践で学んでいる状況です。それも失敗からばかり。えらく効率が悪いです。そして失敗したら次のシーズンへの持ち越し(このスパンが痛い)。
まぁ、その方が結果的に理屈を深く理解出来て、良き長き趣味になれるのかも知れません(と自分に言い聞かす)。
追記:
結局オルトランDXをホームセンターで購入しました。Amazonの方が安かったのですが、速攻で入手したかったもので。コイツは土の中の幼虫にも地上のアブラムシにも効くそうです。
粒剤を恐る恐る撒いた後に水やりをしてみたところ、けっこう臭いますね。今年入手した種はどれも百円程度でしたが、コイツは店頭で千円ほど。効果に期待したいです。
追記:2018/06/17
更に追記です。オルトランDXは効果あった様子ですが、ミツバチが居なくなる症状の「ネオニコチノイド」が含まれている為、結局オススメしません。
他にも人体への害が疑われていたりするそうです。別記事に綴ってみました。
コメント