しばらく前に入手したALLEN&HEATHのミキサーZED-10。
一万円台ではなかなか素敵なミキサーでした。
それにバンドルされていたソフトで、今週末はハマっていました。
「Amplitube 3」という、アンプやエフェクターのモデリングソフトでした。
とても高価なアンプやエフェクター類の効果を、コンピューター上で再現するソフトとでもいうのかな?
しかし、トラブルが。音は出たものの、数十秒単位で警告音が「ピッ」と鳴りまして。
この「ピッ」が結構な音量でした。
風邪気味の週末でしたので、部屋で呑気に過ごす予定でした。
そうでなければ、こんなことにハマッているのは勿体無かったかもしれません。
こちらのサイトは日常生活のボヤキを綴っても、訪問者は少ないです。
しかし技術系のトラブル解決関連は、けっこうなアクセス数です。
はい。今回のトラブルの解決方法は、OSのクリーンインストールだけでした。
「だけ」といっても、けっこう面倒な作業です。長い待ち時間が多く、その間は楽器の練習でも。
それで直らなかったら、痛すぎる時間の無駄となる選択でした。
【トラブルの経緯】
コンピューターはMacbook Air(MC968J/A)。二年前に入手したモデルです。
ソフトは、GarageBandとAmplitube 3のどちらでも、「ピッ」が再現。
Macのサウンド関連は、CoreAudioとかいうのが縁の下で頑張っているのですが、システムのログを確認すると、それがエラーを出している様子でした。
こんな感じのエラーです。→「ernel[0]: Sandbox: sandboxd(330) deny mach-lookup com.apple.coresymbolicationd」
各種設定を見直しても、全く改善されず。
試しに、古いThinkPadにAmplitubeを入れて、どうなるか確認してみました。
Core duoという五年以上前のCPUを積んだThinkPadでは、更に酷い有様でした。処理能力が全く足りない様子です。ほぼ常にノイズを出すだけ。
デスクトップのPCでも試そうかと思ったのですが、原因はどうにもMac側に思えてきて、英文のサイトを色々検索しました。
MacのOSをメジャーアップデートした場合、似たようなシステムエラーが登場するようでした。
明確な解決方法は他に無さそうで。
自分のMacは、確かにメジャーアップデートを一度しています。(現在はMountain Lionとかいうの)
他にも、CoreAudioがCPUの占有率を上げてしまい、手動で停止させてしまった過去があったような気もします。(うろ覚えです)
最低限のデータのバックアップをNASに残して、さっさとクリーンインストールを始めました。
二時間少々でほぼOSだけの状態に。
まずはGarageBandをインストールし、例の「ピッ」が出ないことを確認。
続けて、Amplitube 3をインストールし、「ピッ」が出ないことを確認。
レイテンシも感じられないですし、やっとまともに使える環境になりました。
OSのメジャーアップデートは、クリーンインスロールに限るようです。
過去にもWindowsで痛い思いを幾度か経験していたのに、Windows 8もクリーンインストールではありませんでした。
どうして、音楽はMacな環境に拘るか?というと、安いGarageBandをちゃんと使ってみたかったからです。
DAW系のソフトはまともに使ったことが無く、有名なソフトはどれも数万円します。
シーケンサーのソフトは十数年前に使っていましたが、ほとんどmidi専用でした。
GarageBandで物足りなくなったら、高価なのを入手してみようかと。
とりあえず、最低限のコストはハードウエアだけで十分です。
コメント