便器修復作戦

シーリング材とガン

自分の家というか部屋は、築四十数年の古いビルの1Kです。
自分より少し歳上のビルなのかと思います。

暮らし始めた当初から、幾つかの問題がありました。
その幾つかは解決出来ましたが、残った問題も。
特に、冬場のアンモニア臭。

夏場にはほとんど問題無いのですが、冬場に風呂場のアンモニア臭がキツいのです。
風呂場の排水溝を普段は塞いだり、地道に対応をしてきました。
この冬休みの初旬には、バスタブを移動して、普段出来ない部分も清掃して。

タイル貼りの風呂場、バスタブの周辺は酷い状況でした。
風呂釜とバスタブの分離、思ったより簡単でした。もっと早く対応すべきだったかなと。
これで臭いは治まるか?と思っておりました。

効果は認められたものの、まだ臭います。
部屋にずっと居ると分かり辛いですが、帰宅して玄関を開けた瞬間です。
残念。

その後、足元が半分腐った簀の子(すのこ)の日干しも試しました。
これも効果あったようですが、それでも帰宅すると、残念臭。

一番気になっていた部分を本日手掛けました。
洋式便器と床の間(継ぎ目)から水が漏れてくる対応でした。
専門業者さんに任せると、けっこうな出費になるようで、やはり自分で対応。

賃貸なので、大家さんにお願いすれば普通は済むと思います。
それに、十年前に引っ越して来た当初から続いていた問題でしたから。
しかし、数年前の契約更新を放置して頂いたり、大家さんは高齢で賃貸収入だけの様子。
契約更新の手数料とか面倒だと思っていましたが、お願いしたワケでもないのに、数年前から不動産屋さんから呼ばれていません。
義務と権利のバランスから考えると、出来れば自分で直すべきかと。

お昼過ぎ、まだ呑んでいないので、スクーターでDIYショップへ。
防カビのシーリング材と、それ用のガンを入手。

帰宅して、便器を固定している大きめなボルトを外すのに一苦労。
人と便器がほぼ合体した作業、二時間余り。
便器と床の隙間を少しあけたところで、ガンからシーリングを注入。(隙間から見えた中は、思ったより地獄絵図ではありませんでした)
しかし、床がまだ濡れていたからなのか、上手く密着せず。

コテのような物で押さえ付けても、コテにシーリングがくっ付くのみ。
見た目もどんどん悪くなる。
素手に付いたシーリングが痒い。
最悪である。

台所の湯沸器で手を洗っても、シーリングは落ちるどころか手の一面に延びるのみ。
ますます最悪。

便器を固定していたボルトを締めるのも一苦労。錆で回り辛かったり、空回りだったり。
このシーリングが硬化するのか謎の中、とりあえず放置。
正月だというのに、自分はいったい何をやっているのであろうか。

【注意:】
便器と床の継ぎ目から漏れてくるのは、本来シーリングで対応すべきでは無いらしいです。
詰まり等の元の問題の対応が必要らしく。
一時的な漏れだけを抑えても、ますます恐ろしい次が待っているかも知れません。
なので、作戦変更を考えています。

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