デジタルアンプを入手してみた

TP10-MARK4

しばらく前から気になっていた安いデジタルアンプを購入してみました。
元ラジオ少年で、アマチュア無線とかやっていたオッサンからすると、デジタルアンプの「D級増幅とは何ぞや?」でした。
A級増幅は音質が良いけれど、パワーは出し辛く、その癖電力馬鹿食い。
B級増幅はテキトーな音質だけどハイパワーで低消費電力。

D級増幅はその辺のアナログな概念とは別物の様子です。
高域から低域までしっかり音を出してくれて、それでいて低消費電力。
ただ、安い機種は10W程度の出力しか出せないようです。
色々調べたところ、TP10-MARK4という機種が安いクラスの中でも評判良さそうでした。

一部の通販ではもっと安く入手できる様子でしたが、秋葉原では店頭販売もあるそうで、様子見に行ってそのまま衝動買い。
棚に二つの箱、自分の観ている前で一台が売れてしまいまして、釣られたというか。

自宅のしょぼいミニコンポからスピーカーケーブルを引っこ抜いて、小さなアンプの出力に繋ぎ変えて。ケーブルの先には天井付けのJBLの小さなスピーカー。
iPhoneのステレオプラグから入力を引っ張り出し。オーディオの世界で今でも現役なのか謎なDonald Fagenを鳴らしてみると。

なかなかいい音。
高域のシンバルの金属音から、低域のベースの腰まで素直にしっかり鳴っています。

入力の無い状態でアンプのボリュームを目一杯上げても、スピーカーからほとんどノイズが出ません。けっこうなS/N比です。
ただ、iPhoneのボリュームを八割くらいに上げた状況でのアンプのボリュームは、時計の二時の辺り。(この部屋で許されそうな最大音量)
これまで経験したアナログアンプでは、部屋で聴く限り時計の十時以上上げたことがなかったので、ちと違和感。
まぁ、音は全く歪んでいないので関係無いか。

これじゃ、ステレオ要らなくなっちゃうな。
実際、CDから直に鳴らす機会は無くなっているし。
好きな曲だけピックアップしたiPhoneから直付けて鳴らすのは、何かと楽で。

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