決行

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本日は16時頃からお腹の減り具合が厳しく、グゥだのガァだの鳴る始末。
少し残業し、キリの良いところで帰宅の途へ。
そこで閃きました。
今夜なら出来るかも。
神保町のラーメン屋さんへ向かいました。
かれこれ、一年以上通いつめているお店ですが、未だに「大」を注文したことがありません。
ここのラーメンは「小」を注文しても、世間の「大」以上の大きさでして、自称大食いだった自分でさえ「小」でもキツく。
某社の食堂では「オオモリさん」と呼ばたぐらいだったのに。
ここしばらく週に一度以上は通いつめておりまして、秋らしい天候も手伝ってか、小でもスープを残さず完食出来ていました。
行列に並ぶ度に、きょう決行すべきか悩んでおりまして、今宵もやはり悩みまして。
券売機の前辺りまで進んだ辺りで、お店の助手さんから「小の硬めでよろしいですか?」と聞かれ、「大の硬め」と口が滑りました。
残したら恥、ロット(お客さんの回転)を崩したら迷惑と知りつつも、注文。
見慣れないお客さんが「大」を注文しますと、「量多いですけれど、いいですか?」みたいに聞き返されますが、当然そんな質問はなし。


カウンター席に座り、待つこと数分。
 店主さん: ニンニクは?
 SUKIYAKI: 野菜少な目ニンニクましましで
自分の目の前で初めて観る「大」はやはり二郎の大でした。
溜息の如く「でけーっ」と小言が漏れると、店主さんの苦笑い。
必死に麺だけ食べ続け、七割方納めた辺りでかなりの満腹感。
そこからペースが落ちだしたようで、麺が盛り上がってきました。かなり前にこの恐怖を三田の本店で味わっています。食べても食べても減らないどころか湧き上がる麺。(あのときは撃沈しました)
下手に時間をかけると更にキツくなるので、ともかく気合で食べ続け、スープと分厚いチャーシューの脂身だけはパスし、どうにか完食。
丁度、1ロットの終わる頃でした。
あぁ、助かった。
 SUKIYAKI: ちょっとだけ残しちゃいました。すみません
 助手さん: 大したもんですよ
 店主さん: おぉ
 SUKIYAKI: ここまで一年以上かかりました。ご馳走様です。
妙な達成感とエネルギー消費を兼ねて、神保町から自宅まで歩いて帰ることにしました。
途中、御茶ノ水の夜景が妙に美しく、明神さんにも挨拶し。
十月十日というと、学生時代に経験した事件から十五年経ったようです。ただ、日付でさえうろ覚えになってきています。みんな元気でいるのかな。
あの晩はとても寒かったんだよなぁ。
ガァ

コメント

  1. おやぢぃ より:

    うらやましい。
    東京は美味しいラーメン屋さんが多いので
    いいですね♪
    ちょっとした大食いなので、ワタシ食べれる
    かもしれません(;^_^A

  2. 馬鹿猫ニャン太郎 より:

    えっ何処? ここ? こんなラーメン屋有りましたっけ?
    う~む 行ってみよう!
    処で「味」は どんなん? 「ガァ~」って感じ?

  3. 馬鹿猫ニャン太郎 より:

    早速の返信ありやとやんした! こんだ行ってみます。
    そう言えば最近 秋葉って新しいラーメン屋増えたね! 「千代ルネ」の時 やっちゃ場の裏路地だった「千代田海苔」さんの並びにあったラーメン屋で初めて食べたけど……まだ豚骨ベースがはやってるのかね?
    あ~ッ 秋葉の駅横にあった「いすず」のラーメン食いて~!
    処でスキヤキ君は北海道の出身だったよね! この時期 美味しい「ジンギスカン」「ちゃんちゃん焼き」食いたいね~!
    小生の田舎も北国だから良く判るけど これから冬に向けて旨いもんが目白押しっしょ! 「なまら 食いテー!」っしょ!(笑)

  4. SUKIYAKI より:

    馬鹿猫ニャン太郎さん
    綴りを恐縮してしまうハンドルですヨ。
    いすずさん、何処かで聞いた名前だなぁと思い検索してみたところ、あそこにあったお店だったのですネ。
    自分が学生だった頃の秋葉原の食事というと、駅周辺のジャンク系か、牛丼屋さんか、キッチンジローくらいだった感です。(パチンコで勝った日は万世でハンバーグ)
    ずいぶん、選べる環境になりましたよネ。
    なまら冷え込んだ夜の味噌ラーメン、鼻水垂らしながらが美味いっしょ。
    ガァ

  5. 【♂】愛さんさん より:

    「今夜なら出来るかも」← ここに感激!はるかなる想いを感じました。

  6. SUKIYAKI より:

    愛愛さんさん
    実際、たどり着くまで長い道のりでしたヨ。
    ラーメンに食われてしまうかもしれない恐怖、他ではなかなか味わえませんでして。
    券売機の前で悩むことはもう無さそうです。
    自分は小で十分みたいですから。
    ガァ