ライブドアショックの前日のこと、知人から唐突な食事を誘われていました。
フリーな立場の自分ですが、前もって約束ができるなら、市場が終了する15時以降にしがちでして。値動きが気になるもので。
自分を誘うなら、唐突の方が上手く行くかもしれません。
食事の後は、二人乗りのVespaで皇居を一周後、銀座を抜けて、気分転換な午後となりました。
その知人も株式投資をしていますが、何とも潔いスタンスです。
「株は最高のギャンブルよ!」と断言しています。
ギャンブルと言いながらも、デイトレではなく、買ったら長期放置を実践していまして。
人それぞれ、株式投資のスタンスはあるのだと思います。
自分は、経営の勉強を半分兼ねているつもりでして、スタンスは「投資」です。
「投機」ではありません。
そのくせ、何だか地に足着いていない気もします。
ガァ
翌日のライブドアショックでは、滅茶苦茶な値動きに判断を迫られました。
自分は信用取引もしているので、即座の判断がある程度は必要で。
フリーな立場上、情報入手も早いのですけれど、それをどう解釈していいのか判断に迷いまして。
どれも知っている用語だったのに「ではどうしたら良いか?」に迷えまして。
その場では、応急処置的な中途半端な決断しか出来ませんでした。
それがちゃんと出来ていたら、利益の目減りもかなり違っていたと思います。
まだまだ場数が足りないと思いましたし、危機管理の判断が甘いとも思えました。
フリーな立場を上手く利用出来るので、二ヶ月ほど前から始めた信用取引でしたが、数年に一度のこの戦場を早めに体験できて、幸運だったのかもしれません。
免疫は早くつけた方が良いでしょうから。
あのまま勝ち続けていたら、調子に乗ってリスク管理が出鱈目になっていたでしょうから。
オンライントレードブームで、株式投資を始めたばかりのニューカマーは、信用取引や追証のトバッチリさえ知らなかったでしょうから、シンドイ先週だったと思います。
やはり、その辺のルールを知らずに乗り込むのは怖い世界です。
投資関連の掲示板を読むと、50ccのスクーターで高速道路を走っているような方も散見されまして。
株式投資も、そのうち免許制にでもしないと、危ない気がしている昨今です。
ガァ
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