タンクの錆取りは七割方問題なしのようで、ガソリンを入れ、始動を試みまして。
エンジンは掛かりました。
ナンバーも付いたので、ちょっとだけ走りましたが、新たなる問題が見えてきました。
下り勾配では調子が良いのに、上り勾配では徒歩の速度とどっこい。(自転車に負けます)
一種の重力の問題なのでしょうが、キャブかタンクの燃料周りが相変わらず妙な様です。
キャブ内のフロート関連の問題か、タンク内関連か。
現状で分かっていることが一つあります。
タンク内の錆は見やすい範囲でかなり無くなりました。
ただ、タンク内の細い筒が、割れていまして。(画像左側と真ん中)
これ、オーバーフロー用の筒かと思ったら、エア抜きだそうです。
ガソリンコック関連の一まとめのパーツでしか入手できないそうで、某所で追加注文しました。この一まとめのパーツには、他にも問題のありそうな部品が含まれていて、一挙に片付くのかもしれません。
ガソリンコックを外すには、タンク内のボルトを外す専用の特殊工具も必要なため、併せて購入しまして。
安定動作まで、あと幾ら掛かるんだろう。
ガァ
左手のハンドシフトも兎に角硬く重たく、気付いたら親指の皮が剥けていました。
ヒリヒリ痛いです。
あと、電装系の問題点をまた一つ見つけ、本日片付けられました。発電は問題ないみたいですが、電源ケーブルの一部が地絡していまして。ホーンのスイッチが収まるネジに、配線が噛み付いていました。
ここはテスターと勘で直ぐにわかりました。
本日、ヘッドライトやテールランプの点灯も一瞬確認しています。
ヨタヨタ気味の夕刻でしたけれど、シート内のスプリングをみて、もうちょっと頑張らんといかんって思えまして。(画像右側)
高級ベッドの裏側みたいなスプリングですよネ。錆だらけですけど。
実際、重たいんですよ。このシート。
エンジンの反対側には予備のタイヤを積み、左右のバランスを取っているのか。
問題解決方法で、「重くなる」が大した問題ではない乗り物みたいです。
設計志向(思想?)みたいなものを、所々で感じるVespaでした。
Vespa[エンジン掛かりました]

コメント
いいっ!
自転車より遅くともイイっ!
このVespaが走ってると、街の景色もオシャレになりますね。
子供の目にも栄養になります!