カムチャッカ半島の山で大規模な噴火があったそうです。
ちょっと強引かも知れませんが、先日の地磁気の乱れの結果なのかもと思いつつ。
千島列島の延長線上にカムチャッカ半島は存在するので、日本も今しばらく地震に注意した方が良いのかも知れません。
あと、あの時の地磁気の乱れは日本に限った話でなく、北米でも観測されていたそうで。なので、比較的反応の速いオーロラの出没が北米の広範囲で確認されたそうです。
地球の断面は中心部から内核、外核、下部マントル、丈夫マントル、地殻の順で層になっていて、この外核は高温でドロドロに溶けた状態で対流しているそうで。中学の理科で習った気もするのですが、全ての言葉をほとんど忘れてしました。
この対流の影響が地磁気の乱れに繋がるとのことで。
地震は一番外側の活断層がズレた際の振動なのですが、この対流の影響は十分にあり得そうです。
そういった地層の研究が気になり人工的な「世界一深い穴」を検索したところ、ロシアのコラ半島で1989年に深さ12kmの穴が掘られていたそうです。
しかし、その深い場所は予想より高温だったらしく、1992年には掘削が断念されたそうで。
日本でも同様の研究というか調査があったのですが、火山の多い日本ではもっと浅い部分でもかなり高温だったそうで。
日本列島は内側がそんな特徴なのもあり、地震が多いのも何だか納得出来てしまったり。
だいたい、天然温泉は日本中にありますし、掘らなくたって湯気が立っていたりで。
上記のロシアの研究もちょっと面白く。
戦争が好きな大国で西側諸国に比べると国民の所得が低いものの、国家レベルの研究は嘗て盛んだったんだよなぁと。(今でもそうなのか謎ですが)
宇宙開発はアメリカと同レベルでしたし、国際宇宙ステーションを現状で受け持っているのはロシアですし。宇宙開発競争が激しかった時代はアメリカが一歩リードしていたものの、ロシアの粘りを感じたりです。
以前に読んだ本では、研究者の一部は何かの金属の純度を上げる作業に一生を捧げていたそうです。
上記の穴掘り作業にしても、大きな予算が必要だったと思われますが、そんなことをしたところで直ぐに何かの利益が生まれる訳で無く。
研究成果は色々と意味があった様です。卓上論の予想とは異なる場面も多かったかと。
国としての底力を体現するのなら、こういったアカデミックな分野の方が、戦争とか侵略よりも説得力あると思えたりです。
現在のウクライナ侵攻は蛮行でしかなく、勿体無いとも思えたりです。
宇宙開発も高度な技術力や莫大な予算が必要だったりなのですが、地球の内側の研究や開発ももうちょっと力を入れてほしくも思っています。
案外未解明な部分も多いらしく。
見当違いな意見かも知れませんが、日本の場合は火山を利用した地熱発電も期待出来そうに思えますし。
悪く言ってしまうと震災も多いお国柄ですが、良く言ってしまうと自然の恵みを有効活用しやすい環境にも思えます。
山だらけの国土の斜面にソーラーパネルを無理矢理敷き詰めるよりは、安全にも思えたりです。
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