ハロウィンの事故

韓国で昨日発生したハロウィンの事故。これはちょっと怖かったです。
二十年ほど前に国内でも同様の事故が花火大会であり、あれ以来自分も気をつけていました。
特に幅の狭い道路で群衆に逃げ場が無い場合、危ない様子で。
そういった場合は近寄らない様に心掛けていて。
東日本大震災翌日の上野駅は外から眺めただけでも酷い群衆で。復旧するかどうか解らない電車、構内に入ったら危なそうだなぁと。

あと、嘗て暮らした都心の下町では毎年大きな祭があり、特に大神輿の宮入場面はかなりの群衆で。(本祭りは二年に一度でしたが、大神輿は例年登場)
街の撮影係だった自分はそんな場面に参加する必要があったのですが、境内での撮影場所は狛犬の真横と決めていました。
境内は広いので何処かしら逃げ場はありそうですが、どうしようもなくなった場合は狛犬を登れば助かるかと。
あまり距離を取っても迫力ある写真は撮れないし、どこら辺で妥協するかが迷いどころでした。

もうちょっと良い写真があったと思うのですが、探すのが面倒で。
当時の地元のお祭りは運営側の統制がしっかりしていたのでまだ安全安心な方でした。
少し離れた地域のお祭りは、前回の果し合い的な争いもあったりで、観に行くのも恐ろしく。
その辺の事情を知らずに担ぎに行ったり観に行ったりは、結構危険に思えます。
参道周辺がバリケードで囲まれているお祭りは、ちょっと危険かも知れません。

ハロウィンについては自分の若い頃に知名度の薄い行事で、自分は関わった機会がほとんど無く。
バブルの終わり頃に初めて就いた仕事がセキュリティ会社の緊急対処員、都心の支社に配属されて六本木の街中で初めてハロウィンらしきに遭遇しています。
深夜に裏通りへ入ったところ、道はちょっと渋滞気味で。猫の仮装をした白人女性の二人組が自分の車に寄ってきたので窓を開けたところ、頬にいきなりキスをされてしまい。
体格の良い黒人男性がその先の路上でノックアウトされたのか倒れていたり。
何だか不思議な体験でした。
当時はまだ六本木くらいでしか、そんなお祭りは無かったと思います。

話が少し逸れます。
電車の事故で復旧が何時になるのか解らない混雑とかも、恐ろしいものがありました。
95年頃の記憶なのですが、冬に突然の大雪があり、帰りのルートで迷ったことが。
当時、稲城の寮で暮らしていた自分は新宿の本社勤務で。仕事の忙しい時期だったものの、その日は定時で帰る社員が多く。
もうその時刻に雪は降っていて。

少し残業をして帰路に着いた自分はいつもの小田急線に乗ろうと思ったものの、既に電車もホームも大混雑。遅れも酷かったそうで。
何となく危なそうだと、京王線を使うことにしました。これは大正解で電車は通常運転でホームも車内も空いているくらい。座って最寄り駅まで移動出来ました。

翌日に知ったのですが、あの晩に小田急線に乗った人達は地獄を観たそうです。乗車中に何時間も鮨詰め状況が続き、大雪の深夜に途中駅で降ろされたそうで。
同じ寮で暮らしていた同期も被害に遭っていて、何時間も雪道を歩いて帰宅したそうで。
職場の上司も帰宅まで九時間掛かったそうで。電車に乗れ際は運が良いと思ったそうです。
何処かの駅では駅員が客に殴られたとか、ニュースになっていました。
ただ、今回の事故の様な死者が出ていないだけマシだったとは思います。

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