以前にも触れた話題かも知れませんが、中古CDの買い取り価格が安過ぎで。
最近観掛けたニュース記事では、一部チェーン店でCDの買い取り自体を止めてしまったとのこと。
サブスクリプションによる視聴形態が増えてしまった等の理由があるそうです。
自分の場合はどうしても聴きたい曲がある場合、ミュージシャンへの敬意も兼ねてCDを購入する様にしていました。
モノとして残るし、意外に寿命も長かったCD、気付いたら五百枚以上溜まっていて。
これを全部売ったら幾らになるんだろう?と少し期待もあったりだったのですが。
余程貴重な作品でもない限り、一枚五十円の世界だとしばらく前に聴いたばかりでした。
上記のニュースでは値段が付くだけでも立派なのかも知れず。
CDが流通し始めた80年代後半は逆に中古のアナログ盤が二束三文で売り出されていたり。
古いメディアは淘汰されるものなんだなぁと。
実際、店舗でアナログ盤を扱うコーナーは縮小する一方で。
それが近年はアナログブームらしく、古いLPがとんでもない価格になっていたり。
一部のマニア向けでも無いそうです。
個人的にはLPのヒスノイズが耳障りで自分は今更メリットを感じないメディアなのですが。
ノイズさえも味として捉えたら、風流だと思えますが。
大きなジャケットは部屋で飾るには良いと思えるくらいです。
縦型のラックを入手してから、CDの置き場所はそれほど困っていません。
なので、手放す予定も無いのですが、このまま所有し続けている間に価値がまた見直されたらなぁと淡い期待を。
あと、四半世紀前に何かのオマケで頂いた古いエフェクター。
エレキギターとかで使えるコーラスなのですが、これが大きく重く。音自体は好みでした。
ただ、場所を取るし目立つのでずっとクローゼットの奥で眠っていました。
昨夜のこと、SNSでたまたま見掛けた写真がこのエフェクターでした。
何でも、そのブランドでの一号機だったそうです。プロの愛用者も多いそうで、希少性もあり中古市場では高値取引が続いていると。
まだ手放してなかったよなとクローゼットの奥を探してみたところ、その重いエフェクターは発掘されまして。
ボリュームノブのカバーが一部欠損しているものの、長いこと使っていなかったので見た目は綺麗な部類の様です。
コーラスの音色で人気あるギターアンプの心臓部を移植したエフェクターだったそうです。
そういった経緯を自分は全く知らずで。
自分にとっては使い道も無いし、それを欲している人は多いらしく。(実際店頭に並んだ途端に売れたりするそうで)
しかし、クローゼットの中は何時の間にガラクタの山。これも近いうち断捨離ついでに、手放すことになりそうです。七年前の引越しでは色々と手放したのに、何時の間にこんなことに。
他にも掘り出し物はあるのかな?
母の葬儀後の遺品整理は実際に大変でしたし、出来るものなら生前に本人がやるべき作業だと思えていて。
下手にモノを残すよりは何も残さないくらいの方が残された人に助かります。
アナログなリズムマシーンのTR-808という機種があるのですが、これも発売当時は人気が無かったそうで、捨てられた機材を利用してヒットを飛ばしたミュージシャンのお陰で再評価されたそうで。
これも現在はけっこうな高値で取引されているそうで。
当時はホンモノの音とは掛け離れた作られた機械音な印象でした。その後その音が逆にウケたらしく。この音は良い音だと。
妙なもんです。
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