悪魔の追跡

しばらく前に「あんな映画を観たなぁ」とふと思い出したのが「悪魔の追跡」という作品。
小学生の頃にテレビ放映で観たのですが、けっこう怖かった記憶です。その夜はトイレに行くのも怖く、布団の中では寝付けず系で。

そのストーリーは、キャンピングカーで仲間と訪れた何処かの荒野、その晩に謎の集団の儀式を見掛けてしまったが為に追跡されてしまうホラー作品でした。
謎の集団は若い女性を生贄にする儀式をしており、他人に観られたく無かった様です。
結末はうろ覚えなのですが、何とか逃げ切ったとホッとしていた主人公達だったものの、実は集団に囲まれていた様な終わり方だったような。

タイトルも忘れていた作品なのですが、キーワードで直ぐに探し当てられました。
主演はやはりピーター・フォンダでした。たまたまなのか「イージー・ライダー」もロードムービーだったよなぁと。

そこまでは普通の思い出話で、特にBlogに残すつもりは無かったのですが、今朝ふと思い出しました。
展開的には「あの作品に似ていたなぁ」と。

「死霊の盆踊り」というある面とても有名な作品です。十年以上前に自分のBlogでも綴った作品です。
この作品はあまりにも低評価が故に逆に有名になったそうで、自分も一度は観てみたかったのですが、遂にその機会が無いまま。
ストーリーの類似点は、ドライブに出掛けた先で謎の集団が裸踊りをしており、主人公達が捕まってしまうという内容らしく。
しかし、意外性の無いストーリーで、裸の女性達が踊っている場面ばかりだったそうで。

「死霊の盆踊り」は1965年製作らしいので「悪魔の追跡」より10年も早く。
しかし「悪魔の追跡」があの作品を手本にしたとは到底思えず。
もしかしたら参考にしたのかも知れませんが、結び付けたくない思いが自分の中にあります。

その自分が綴った13年前の記事を読み返して、また思い出したことが。

デートをしたことがない20代男性が4割」とのニュースを昨日見掛けてしまい。凄い時代だなぁと。
二十代の若者は思い返すと誰もが恋愛に憧れて、成人なんだから自由だし、人生で肉体的にも一番潤っている世代だというのに。
容姿が優れない人であっても思いは一緒だし、そんな知人ほど活発に行動していた記憶です。
自分も少しは努力をしていましたし、良い思い出もニガい経験も残っていたりです。
「当たって砕けろ」的なガッツが足りないのだか、そもそも異性に興味が無いのだか判りませんが、現代の若者はどんな思いなのだか。
「結婚前提で」は理想的で健全だとも思うのですが、まずは付き合ってみない事には分からない部分も多いと思いますし、結婚はその先の話かと。
とりあえずデートが無い事には、何も始まらないのになぁと。
しかし、後から考えて一番チャンスの多かった二十代。なのに四割の男性がデート未経験とは、どういうことなのか。その後はチャンスも減るばかりなのに。

そこでふと思ったのが「最近の学校ではフォークダンスが無いのかな?」と。
恥かしい行事の一つなのですが、多感期になるとドキドキするもので。女性の肌に直接触れる機会など、中学でも高校でもフォークダンスくらいしか無かったもので。
あれは健全で良い風習なのになぁと勝手な想像を昨日していまして。

盆踊りは無表情で踊る婦人たちがほとんどで「あれは楽しんでやっているのかな?」と不思議だったのですが、フォークダンスは照れながらも笑顔が多かった記憶です。

映画の紹介のつもりが、かなり妙な話題になってしまいました。

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