レンタルサーバーのメンテナンス

昨夜のこと、自分の利用しているレンタルサーバーで大掛かりなメンテナンスが入っていたそうです。
数時間閲覧出来ない状態で、監視ソフトからエラーのメールが幾度か届いていました。
ハードウエアの増強があったらしいのですが、明け方には完了していました。

現在は普通に閲覧出来る状況です。
確かに表示速度は速くなりました。
自分の加入しているレンタルサーバーの契約内容は200GBにまで跳ね上がっていました。
実際使っている容量は3.4GB程度なので、一桁多いというか。
25年前に始めてレンタルサーバーを借りた際は、100MBも容量は無かった記憶です。
何だか凄い時代だなぁと。

しかし、一割も利用していない契約内容がちょっと勿体無く。
以前は同じレンタルサーバー内で町のホームページや写真のアルバムを大量に管理していたので、それなりの容量が必要だったのですけれど。
もっと安い契約とか、広告が入っても構わないので無料のレンタルサーバーに乗り換えるとか考えるべきなのかな。
因みに、wordpress.comの無料枠は3GBだそうで。これでは足りなく。
軽く検索したところ、無料のレンタルサーバーの上限はだいたい3GBでした。

ただほど怖いものは無い。と世間で言われがちです。
実際、この十年で幾つもの無料サービスが消えたなぁと。
YahooのBlogにもGeoCitiesにも優秀なコンテンツが色々とあったのに、あっけなくサービスを終了してしまったり。
移行期間はそれなりにあったのですが、動的コンテンツを扱っていたサイトは簡単に移行出来なかったと思います。
知人が細々と続けていたBlogもあのタイミングで消えていたりしました。あと、ラーメン二郎のPC店も。けっこう頼りになった情報源だったのですが。

コンテンツさえしっかりしていれば、見た目が古臭くてデザイン性など二の次でも閲覧者は多いんだなぁと時々気付かされます。
逆にこの十年のHomepageは、企業向けのコンテンツでも見た目が美しい割りに中身の薄っぺらいのが多い感です。
何となくカッコイイのは理解出来るのですが、知りたい情報が何処にあるのか解り難かったり。
一時期流行ったCMSも、メニュー構成が複雑過ぎて結局廃れてしまった様子です。

25年前のネット環境を時々思い返したりです。
ISDN回線さえ普及しておらず、恐ろしく低速のアナログモデムに従量制の課金。
チャットにハマった一部の人は、NTTの電話代とプロバイダーの接続料で月額30万とか払っていて。Windows95で添付されたMSNは中途半端なインターネット環境で、とんでもない中毒患者を何人も見掛けたりして。
ただ、あの頃にネットへ接続出来る人というのは限られていて、面白い人が多かったです。
それ以前のパソコン通信も楽しかったのですが、世界の開かれ具合が別次元でした。

当時Homepageを作った方々も、なかなか凄かったと思います。
重要だったのは低速回線向けに、如何に軽い表示に出来るかで。
文章は問題にならず、画像を如何に軽くするかに掛かっていました。それでいて画質を落とさずで。
自分の場合は1ページの表示を100KB未満にするよう心掛けていた記憶です。
素人がホームページ作成ソフトで作ったサイトはとんでもなく重いのもあり、これは閲覧する気も失せて、表示し切る前に吐き気を催すというか。

いつの間にか、軽いホームページを作るという意識が自分の中でも薄れていました。
まぁ、もうそれ程意識する時代では無いのでしょうけれど。
ただ、流行りの端末が突然先祖返りするような出来事は時々あったりでした。
Palmだったり、iPhoneだったり、小さな画面で低速回線なのが突如流行り出したりで。
Appleウオッチなど自分は触れたことも無いのですが、あれでHomepageを閲覧とかするのかな?

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