アワード系はそれまでほとんど気にしたことが無かったというか、興味も無かったのですが、QRZ.COMのそれは無料で発行してくれるもので、ちょっと楽しみになってきました。
現在、自分のログ上では86ヶ国と交信しているそうです。
六大陸も制覇出来て、残るは南極のみなのですが、これは極端に難易度が高いので最初から無理だと諦めています。
結果的に交信出来たら、棚から牡丹餅程度に思っていた方が良さそうで、狙って出来るものでは無さそうで。
そんな中、数日前からWSJT-Xで一部の設定を変えてみました。
メニュー「デコード」内の「AP使用」をONにしてみたところ、結構な効果がありました。
信号の弱い局と交信中に受信データの一部がデコードしきれなかった場面で、補完してくれる機能だそうですが、何だかインチキ臭くてそれまで利用を控えていました。
実際、どうしても繋がりたい局は弱い信号な場面が多く、そこで威力を発揮してくれまして、ちょっと感動しました。
APが機能した時にはメッセージの後ろに「A2」といったコードが入りまして、このコードによって補完された箇所が示されるそうです。
例えば、AAA局とBBB局が交信していた途中で「A?A」の様に文字の一部が欠落しても、それは交信しているコールサインに決まっていますし、そこで「AAA」と補完してくれるそうです。
人が電信や音声通話で一部の文字を聴き取れなくても補完するのと同じ原理の様です。
本来は一文字でも欠落したらデコード出来ずに再送を待つしかないのですが、これはかなり理にかなった機能だなぁと。
既にその機能で何局かの交信を助けられているので、今後もONにしっぱなしとなりそうです。
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