Twitterでしばらく前に知り合った女性が自動二輪の免許を取得中だそうです。
アマチュア無線の資格取得関連で偶然知り合った女性なのですが、まだ若いのに無線や単車といった興味の対象が自分と似ていて。
無線の資格は無事に取得出来、次は無線機を購入されるのかと思ったところ、イニシャルコストが掛かり過ぎるそうで、ちょっと躊躇っている様子。
その後は単車にも興味を持たれたのですが、これも同様イニシャルコストが掛かり。ただ、単車は旦那さんと共有出来るだろうからと教習所へ通う流れに。
しかし、教習の実地が厳しいらしく。
教習所自体が単車の人気で混雑しているそうですが、実地を二時限予約すると休憩時間も水分補給の時間も無いそうで。
おまけに単車自体が全く初めての経験らしく、既に補習を余儀なくされているそうで。
詰め込みの内容とはいえ、いまだに教習所がそんなに厳しいとは、ちょっと驚きでした。
自分が中型二輪の免許を取得したのは昭和の終わり頃。東京に上京して初めての夏でした。
夏と言っても真夏の時期で、アスファルトの上は熱く。
初めての実地で、教官からいきなり頭を叩かれました。
「おまえまだそんなことやってるのか!こんなんだから落ちてばかりなんだ!」と。
この教官は炎天下で狂ってしまったのであろうか?
「まだ」も何も自分は初めての実地だというのに。
それまで原付に乗っていた癖で、単車に跨ってからサイドスタンドを片足で上げる癖が自分には残っていて、これが良くなかったそうで。
プロレスラーを小ぶりにしたような教官は、しばらく後に別の生徒と勘違いしたのに気付いて、一言詫びてきました。ヘルメット越しで分からなかったのかも知れません。
それにしても、叩くことは無いだろうに。
原付といえども、クラッチ付きにそれまで乗っていたのはメリットもありました。
やはり乗り慣れていたお陰で、補習も最低限で済み、無事に免許を取得出来。
しかし、通っていた教習所は山手線沿いの都会な立地、場末の教習所じゃあるまいし、それでもこんな体育会系な指導では、他所などもっと厳しかったんだろうなぁと。
その数年後、大学卒業の年に自分は四輪の免許をやっと取得しました。
教習代が高かったり、まとまった時間が必要だったりで、最終年次に合宿免許で夏休みに取得したのですが、ここでの実地もちょっとイカレていました。
教官は平気で叩いてくるし、途中でキレてしまった学生が、教官を車外に引っ張り出してボコボコにし、そのまま退学した例もあり。
当時の自分は勤労学生で、この合宿免許の数週間が唯一学生らしい日々でもあって、楽しい思い出も沢山残っているのですが。
機会があったら、その時の思い出も綴りたく。
しかし、今時の教習所も相変わらず厳しいものなんだなぁと。
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