昨夜のこと、ちょっと面白い番組を観て楽しんでいました。
指揮者無しでベートーヴェンの第九を歌う企画な番組で。
演奏の途中で目まぐるしくテンポの変る曲の一つなのですが、かなり見事に演奏は纏まっていました。
ちゃんと粒が揃っていて。
そして、自分も一緒に謳ってしまいまして。
まさしく歓喜。この季節の第九もいいもんだなぁと。
つい最近、指揮者の話題を古い友人と出したばかりでもありました。
中学の合唱コンクールで難易度の高い曲を選択したのですが、練習の甲斐もあり上手く纏まって。
しかし、本番では大ドジが。指揮者は自分。
まさかそんなことになるとは想定外な、ピアノと歌唱がズレてしまい。
ピアノは舞台からちょっと離れた場所での演奏で、それが原因だったのか判りませんが、ともかく派手にズレてしまい、修正が困難。
途中のピアノソロ以降はピッタリ合ってくれたのでホッとしまして。
狙っていた金賞は、これでは無理だろうと自分は半ば諦めていました。
しかし、それでも金賞を取れてしまい、もう一度演奏させて頂き。
その演奏はこれまでにない程完璧でした。
ピアノを弾いていた女生と、その話題になったのは十日ほど前でした。
そもそも合奏で指揮者が必要な基準とは何なのか。ちょっと考えてみたのですが、謎でした。
クラシックでもジャズでも小編成であれば指揮者が居なかったり。やはり、大所帯になると纏め役として必要なのかな?
ピクニックコンサートで小澤征爾さんがガーシュインを上演した際も、オーケストラとジャズ畑出身のバンドは結構なズレがあったなぁと。
昨夜の第九の演奏は比較的小編成な構成でしたが、あそこまで纏まりがあれば、指揮者なんて居なくても良いのかな?と思えてしまったりでした。
まぁ居た方が纏まりやすい存在だとは思います。
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