二郎に行くつもり

今日はラーメン二郎に行くつもりでした。
普段は粗食な自炊で済ましているので、週に一度はカロリー高めで濃い一杯がここのところのルーチンで。
しかし、本日の列の並びを検索してゾッとしました。

松戸は100人の行列だそう。30人で一時間待ちなので、三時間コースでは無いか。
移転後にまだ一度しか行けていない嘗てのホームであった神保町は60人の行列。あそこは回転がちょっと悪いので、恐らくこれも三時間コースかと。
連休とはいえ、ここまで酷いのも珍しく。やはり先日のテレビ放映の影響はありそうです。

そういえば、あのテレビ放映後は若い女性のお客さんも増えたなぁと。ロットを乱さない辺りは、十分に予習をされてきている様子です。
自分は元々食べるのが遅いのですが、最近の女性は凄い事に自分より食べるのが速かったりで。

神保町の二郎へ毎日の様に通い続けていた頃は、凄いお客さんを何人も見掛けました。
開店前の列の先頭にはネット上で「体操禿げ」さんと呼ばれる名物の男性が毎度おりまして。
この方の注文は毎度とてつもない料で、それをペロリと頂いていて。体操さんは実際髪が薄いのですが、何故そう呼ばれるようになったのか検索したところ、いつもスポーツ新聞を開いているから「体操」なのだそう。
ただ、温和で親切な雰囲気の方でしたので、自分は好感を持っていました。
しかし、何時からかパッタリと見掛けなくなり。これもネットの噂で真偽不明なのですが、健康診断でヤバい結果が出て、その後は激痩せしてしまったそうで。

凄まじい大食いの刺客みたいなのも何人か観ました。
これがだいたいは少し痩せ体型な方で。本当に食べ切れるのか?と思っても、案外あっさりとで。
逆にプロレスター体型な巨体の方が撃沈を喰らう率が高かった感です。
店主さんは勘が働くのか、見た目である程度判断しているらしく「本当に喰えるんだな?」と注文前に念を押すことも。これを言われた方の撃沈率は実際に高く。

そして、最も驚かされたのが小柄なチャーミングな女性。
学生さん風で、同世代の男性と訪れていました。
何を注文するのかと気になったのですが「大」でした。神保町の大など、自分も絶好調のコンディションで一度しかチャレンジしたことが無く。野菜少な目でどうにか完食で。
その女性の注文時、店主さんは特に質問をしなかったので、初めての訪問では無さそうです。
そして、その女性はペロリと大を平らげてしまい。
隣りの席だったので、思わず声を掛けてしまいました。

SUKIYAKI:こんなチャーミングな女性が大を余裕で凄いですネ
お嬢さん:だって美味しいんですもの

言葉遣いまでお上品で、店主さん共々笑ってしまい。
確かに美味しいのですけれど、美味しいからと誰でも食べ切れる量ではなく。

人間、見た目じゃ判らないものだ。

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