スーパーローカル

今日は久し振りにローカル局と430MHzのFMで会話しました。
前回の会話から間があったので、話題は事欠かず。
特にローカル局が新調した28MHzのダイポールアンテナが調子良く、アフリカまで余裕で電波が届いていたり。

あと、緊急連絡用に430MHzのいつもの周波数を常時ONにしておいてほしいとの依頼が。
ローカル局がアフリカとの交信を狙っていたタイミングで自分も同じバンドに出ていたので、一時譲ってほしい一報を入れたかったそうです。
これは申し訳ない事をしてしまったなと。

実際、逆の立場も度々ありました。ローカル局といっても我が家から40mしか離れていないスーパーローカルでして、FT8で同じバンドに出られると他局の信号が全て消えてしまう状況です。
そんな時は自分も妨害しない様に黙って観ていました。これだけ近いのだから、譲り合いが無ければそれこそ話にならずで。
逆に、ローカル局の信号が何処まで飛んでいるのか興味深くもあったりで。

430MHzのFMについては、ハンディー機でいつもの周波数を一時期常時ONにしていたのですが、トーンスケルチの具合が悪いのかSメーターが十分に振れているのに受信出来ないことが多く、常時ONは止めてしまい。
必要な時はFT-857から呼んでいました。

個人的にはWSJT-X(FT8の通信ソフト)のメッセンジャー機能で一報を入れてくれたら、そっちの方が確実で助かる感です。
しかし、ローカル局さんはパソコンを使い始めてまだ数年の七十代。文字の入力が得意でないそうです。
だったら「!」の一文字で良いので、送ってくれたら停止する旨伝えたのですが、それも面倒らしく。
これは困ったです。

ローカル局さんは英語も元々得意では無かったらしく、海外との交信に興味がなかったそうなのですが、FT8では英語の知識もほとんど不要な為、DXな通信にも興味を持たれる昨今です。
これは素晴らしいことだと思いますし、英語に対する質問もなかなか鋭い内容が多く。
一つの興味が様々な好奇心を生んだりってあるかと思います。

どうしても交信したい局が居たのなら、割り込みでも構わないので電波を出してほしい旨伝えました。
「お互い様」が前提で無いと絶対に上手く行かない距離感なのですし、遠慮し過ぎたらフラストレーションが溜まる一方かと。
まして、自分の方は念願の六大陸目なアフリカとも交信完了しているので、どうしても交信したい局というのがほとんどありません。
敢えて言えば、南極大陸が残っているのですけれど、我が家の環境では恐らく無理かと思っています。

FT8でソフトウエア周りの設定やオペレーションについて、自分はローカル局さんに色々と伝授したのですけれど、ローカル局さんからはアンテナの基台を作って頂いたり、色々と恩があります。
なので、つまらないことで怒ったりはしません。

そんな訳で、FT8の運用はしばらく抑えようかと思っています。
ここまで交信した国の数は77ヶ国でした。半年もかけずによくやったと思います。

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