以前にも似たような記事を綴ったのですが、新たに不思議な現象が。
自分のFT8な無線環境はリグ(FT-857DM)→オーディオI/F(UR44)→PCといった繋ぎ方です。
UR44の入力が高めですと、送信時にALCも高めになる症状がありました。特に低い周波数ほどこの傾向で。
リグはALCが高いと、出力が低下する様な作りになっていまして。なので、バンドを替える度にUR44の微調整が必要でした。
あと、雨が降るとSWRも上がってしまうのですが、その後に晴れてSWRが下がってもALCが高めになったり、出力が半分以下に抑えられたり。
リグの再起動で直るときもあれば、直らないときもあれば。
直らない場合は、アンテナチューナーで一時的にSWRを限りなく1.0にまで下げると、その後は何事も無かったかのように出力は元に戻ります。
何らかの保護回路が働いているのか?
ここまでは以前にも綴ったのですが、UR44をアンテナチューナーと隣り合わせになるまで近付けたところ、UR44の入力をMAXにしてもALCが振れなくなりました。
夜中にFT8を使用していて、ALCが高めだなぁとUR44に手を伸ばしたところでALCが下がりまして。触れる直前でです。
何らかの静電容量が働いていそうで、試しにリグ周りで一番大きな筐体のアンテナチューナーにUR44をピタッと添えたところ、ALCが振れなくなりました。
勿論、UR44の出力を大きくすればALCも触れてしまうのですが、それは当然で。
運用の手間が一つ省けたので嬉しい発見でした。
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